松屋の地域共創「他社への装飾貸与」

昨今のSDGsへの関心の高まりから新たな取組みとして、松屋銀座のインスタレーションで使用した日本各地の伝統工芸・産業・文化とコラボレーションした装飾物を他社に貸与しています。銀座のみならず日本全国に本プロジェクトを普及、推進させ、本質的な持続と循環を目指します。

高知県の土佐組子と共同開発した、フレキシブルにデザイン変更が出来る“自在組子”装飾は松屋銀座のショーウインドウを皮切りに、様々なプロモーションで活用しています。株式会社京阪流通システムズ「くずはモール」等でのクリスマスでも再活用されました。

「GINZAの百傘会」のショーウインドウで使用した風鈴を再活用しました。風鈴は、富山県高岡市の＜能作＞が制作。また、風鈴に添えた短冊は、松屋銀座のお正月の装飾で使用した藍染の暖簾をカットし、使用しました。

クリスマスで展開した北村麻子氏制作の「ねぶたのクリスマス」装飾を名鉄百貨店で再活用しました。松屋銀座1階スペース・オブ・ギンザの空間を飛んだトナカイをより近くで見ることが出来るディスプレイに仕上げました。

松屋銀座の夏、スペース・オブ・ギンザで使用した巨大藍染を再活用しました。徳島県の藍師・染師集団〈BUAISOU〉によって染められています。