松屋の地域共創「地域共創装飾プロジェクト」

日本各地で継承されている伝統工芸・産業・文化とコラボレーションさせることで、地域への関係人口、交流人口の創出を目的としたプロジェクトです。地域の魅力、伝統に根ざした真摯なモノ作りを松屋銀座の店内装飾やショーウィンドウの演出に用い、これまで数多くのコラボレーションを実現してきました。

青森県 ねぶた

青森県に古くから伝わる夏の風物詩「ねぶた」
この数年、コロナ禍により「ねぶた祭」の中止が余儀なくされていた状況の中、初の女性ねぶた師、北村麻子氏に総数35点もの制作を依頼。めくるめくクリスマスの世界を、多幸感溢れるねぶたで表現していただきました。
■日本空間デザイン賞2022 「金賞」「サステナブル空間賞」受賞
■銀座ディスプレイコンテスト2021「日本空間デザイン協会賞」「銀座通連合会優秀賞」受賞

  • 正面入り口横のショーウインドウ
  • 1階スペース・オブ・ギンザ

徳島県 藍

徳島県上板町を拠点とする、新世代の藍師・染師集団「BUAISOU」とのコラボレーション。
「藍師」と呼ばれる製造者の減少、後継者不足の現状を踏まえ、銀座の街から多くの人々へ藍の文化を発信しました。
お正月の巨大な暖簾のインスタレーションは大きな反響と好評を博しました。
■日本空間デザイン賞2021「銀賞」「サステナブル空間賞」受賞

動画

高知県 組子

“組子”は日本に古くから伝わる木工の伝統技法。
需要が激減している状況を変えるべく、高知県「土佐組子」を立ち上げた岩本大輔氏とコラボレーション。組子に磁石を組み込むアイデアで、組子のパーツを簡単に組み換え、何度でもかたちを変えられる新しい形の“自在組子”装飾を実現させました。
現在特許を出願中です。

富山県 井波彫刻

1930年に建立された『井波別院瑞泉寺』の再建に端を発する、富山県南砺市の伝統工芸「井波彫刻」
木彫刻としてのシャンデリア作りをはじめ、「生活空間の中の井波彫刻」を次世代に繋いでいくための新たな挑戦を続ける若手職人・前川大地氏とともに、オリジナルシャンデリアを制作し、装飾に使用しました。