取締役会実効性評価
当社は、取締役会の構成および運営等の一層の改善を図ることを目的に、2024年2月期における取締役会の実効性に関する分析・評価を実施いたしました。
〈実施方法〉
分析・評価の方法は、今回初めて第三者機関を活用して各取締役にアンケートを行い、第三者機関の分析・評価の結果を取締役会にレビューいたしました。
〈実効性評価結果の概要〉
アンケートの結果、取締役会の構成と運営、経営戦略と事業戦略、企業倫理とリスク管理、業績モニタリングと経営陣の評価・報酬、株主等との対話の全ての大項目について総合的に高い評価となりました。
なお、運営面においては、議案内容の理解がより促進されることおよび議論がより深まることを目指し、引き続きリモートシステムを活用した事前説明の実施や執行役員陪席による説明の機会を適宜設けるなどしており、当社の取締役会においても、重要事項の経営意思決定および業務執行等の監督を適切に行うための実効性が確保されていると評価いたしました。
また、取締役会資料のペーパーレス化や議事録の電子化などの設備面においても改善を図っております。
〈認識した課題〉
アンケートの結果から、取締役会における中長期的な視点に基づく経営戦略や事業戦略に関する議論の時間の更なる確保、当社グループの経営や事業に関する理解度の向上につながる研修の実施 、経営幹部の育成計画に関する議論の拡充などについては継続的な検討課題として認識し、取締役会の実効性の更なる充実を図るための具体的な取組みを行ってまいります。