取締役会実効性評価

当社は、取締役会の構成および運営等の一層の改善を図ることを目的に、年一回、取締役会の実効性に関する分析・評価を実施しております。分析・評価の方法は、各取締役にアンケートを行い、その結果を踏まえ、取締役会として自己評価を行っております。

分析・評価の結果の概要は次のとおりであります。

アンケートの結果、取締役会の構成、取締役会の運営にあたっての役割分担、取締役会での議論の質と意思決定プロセス、取締役会の議論に関連して提供される情報、対外的なコミュニケーションについては総合的に高い評価となりました。また、議案内容の理解がより促進されることおよび議論がより深まることを目指し、リモートシステムを活用した事前説明の実施や執行役員陪席による説明の機会を増やすなど、運営の面でも改善が進んでおり、当社の取締役会において、重要事項の経営意思決定および業務執行等の監督を適切に行うための実効性が確保されていると評価いたしました。一方で、アンケートの結果から、取締役会における重要な経営課題に関する議論の時間の更なる確保、取締役会の構成の多様性、外部機関による取締役会の実効性の評価・分析およびフリーディスカッションの実施などについては継続的な検討課題として認識し、取締役会の実効性の更なる充実を図るための具体的な取組みを行ってまいります。