取締役会実効性評価
当社は、取締役会の構成および運営等の一層の改善を図ることを目的に、2025年2月期における取締役会の実効性に関する分析・評価を実施いたしました。
〈実施方法〉
分析・評価の方法は、各取締役にアンケートを行い、その結果を踏まえ、取締役会として自己評価を行いました。
〈実効性評価結果の概要〉
アンケートの結果、取締役会の構成と運営、経営戦略と事業戦略、企業倫理とリスク管理、業績モニタリングと経営陣の評価・報酬、株主等との対話の全ての大項目について総合的に高い評価となりました。
なお、運営面においては、議案内容の理解がより促進されることおよび議論がより深まることを目指し、引き続きリモートシステムを活用した事前説明の実施や執行役員陪席による説明の機会を適宜設けるなどしており、当社の取締役会においても、重要事項の経営意思決定および業務執行等の監督を適切に行うための実効性が確保されていると評価いたしました。
また、社外取締役と現場をつなぐ部門長プレゼンテーションの実施など、社外取締役の事業理解の促進および取締役会の議論の更なる活発化に向けても改善を図っております。
〈認識した課題〉
アンケートの結果から、取締役会の女性比率の向上を含むサクセッションプランの推進、重要案件や新事業に対するモニタリングおよび適正なリスクマネジメントの観点からの議論の活発化、事業ポートフォリオの最適化、政策保有株式の適否の検証などについては継続的な検討課題として認識し、取締役会の実効性の更なる充実を図るための具体的な取組みを行ってまいります。