社員インタビュー松屋グループのさらなる成長へと向かって。


グループ政策部 グループ政策課 課長
五味渕 麻里MARI GOMIBUCHI
1999年度入社
- 経歴:浅草店婦人服売場⇒浅草店婦人靴売場⇒浅草店ハンドバッグ・婦人靴・婦人服売場マネージャー⇒銀座店化粧品バイヤー⇒銀座店婦人服バイヤー⇒銀座店婦人一課課長(ラグジュアリ-ブランド・化粧品担当) ⇒銀座店婦人一課課長(化粧品・アクセサリー・婦人雑貨担当)⇒現職
- ※所属・職務は取材当時のものです。
グループ政策部 グループ政策課 課長
五味渕 麻里MARI GOMIBUCHI
1999年度入社
企業の価値はいま、子会社を含むグループ全体の業績で決まります。それを踏まえ、「松屋グループで連携して価値を生み出すことができているか」という観点で、グループ事業のありたい姿を探し、導いていくことがグループ政策課のミッションです。
直近で携わったのは、子会社の旅行事業「松屋トラベルサロン」を、松屋の外商事業部へ移すこと。「松屋トラベルサロン」は小規模だからこそお客様との距離が近く、親身にサポートできるという強みがあります。その強みを活かした独自の戦略を立てる為、グループ全体を見渡したときに、松屋の外商事業部に目がとまりました。外商のお客様には、旅行プランを検討する時間がないほどご多忙な方が多い。お客様のことを熟知する外商担当者とチームを組み、お客様一人ひとりに最適な旅行プランを、まるでコンシェルジュのようにご提案するという方向へシフトすることで、旅行事業の価値をより一層高められるのではないか。同時に外商事業部の強化にもつながり、まさに「グループとして事業の価値を高める」ことができると考えました。
逆に、これまで松屋が築いてきた価値を子会社が育てるということもあります。松屋はこれまで「ムーミン」に関して、様々な取り組みをしてきました。そうしていく中で、2022年に松屋のグループ会社がムーミンショップの運営ライセンスを取得するにいたりました。このときは百貨店の枠にとらわれずに事業価値を最大化するため、子会社に運営を任せることにし、この1年順調に推移しています。こうした判断は、グループ全体の状況はもちろん、子会社メンバーの人となりや、お客様のご事情まで細かく把握していなければできません。日頃から各社とコミュニケーションをとって理解を深めつつ、グループ全体を俯瞰して課題を見つけることが求められます。
20年以上店頭営業部門で経験を積み、1年半前に初めてバックオフィスに異動しました。現在の部署では、組織全体の仕組みを把握して経営に近い視点で考えることや、会社法や会計の知識など、売場時代とはまったく違うことが求められるので、とにかく勉強の日々です。大変ではありますが、一つの企業をこれまでとは異なる視点で見て、新しい経験をできることにやりがいと喜びを感じています。
一方で、売場のことをよく知っている強みも感じます。直近は営業課長という、売場運営責任者の任に就いていました。そのときに社員一人ひとりが活躍できる売場を目指して考え続けた経験が、グループ各社の人と接する現在の業務でも、とても活きています。これからも売場での経験も活かしながら、自分の個の力を高めて、グループ全体の課題を乗り越えたいと思っています。
松屋には、目の前の仕事にコツコツ熱心に取り組む人を応援する土壌があります。私自身を振り返ってみても、ポイントごとに背中を押してくれる人や引き上げてくれる人がいました。ですから、資格取得や社内プロジェクトへの参加など、臆せずチャレンジできたのだと思います。
また、若手のうちから自分の意見を反映できる場があるので、熱中すればするほど、充実感も大きくなるのが松屋の魅力です。売場には期間限定のイベントを催すイベントスペースがあります。いきなり大きな仕事にトライするのはプレッシャーを感じる方もいると思いますが、1週間限定のイベントなら、たとえ失敗しても、次回のチャレンジに活かせばいい。気軽にトライ&エラーを重ねていくには、打ってつけの環境です。自ら成長したいという意欲の高い方には、とてもおすすめできる職場だと思います。
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