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ギンザ フローズン グルメ 伝統と美学が息づく、京の料亭の味を食卓へ。

京都を代表する老舗高級料亭、美濃吉本店 竹茂楼。 このたび、松屋銀座「ギンザ フローズン グルメ」で冷凍食品を発売することを記念して、11代目の佐竹洋吉社長、佐竹洋治総料理長にお話をお伺いいたしました。

(左)佐竹洋吉社長、(右)佐竹洋治総料理長

先代から受け継いだエンタープライズの精神で、新たな挑戦を。

佐竹社長:当亭は、享保元年に腰掛茶屋として始まり、江戸後期に川魚料理店へと舵を切りました。

大きく変わったのは、私たちの祖父である9代目の時代です。百貨店のレストラン街の原型となる阪神百貨店「阪神甘辛のれん街」への出店、それを機に多店舗展開へ踏み出すなど、新しい領域にどんどんチャレンジしていきました。

今回も思い切って冷凍食品をスタートできたのも、そんな進取の気性に富んだ先代のあり方を受け継いでいるからかもしれません。

 

お客様の最期の瞬間まで、幸せを届けたい。

佐竹社長:当亭が冷蔵のお取り寄せを始めたのは、2006年のことです。

東京の店舗にいらしたあるお客様から、入院中のお母様に病室で料理を食べさせたいとご相談いただいたことがきっかけでした。ご病気で色が細くなられたお母様が、うちの料理をテレビで見て、珍しくご興味を持たれたと。本来ならば承れないのですが、お客様の切実な想いに胸打たれて、店長がお持ち帰りのセットを特別にご用意しました。

後日、その方から届いたお手紙には、お母様が最期にその料理を召し上がることができたこと、それに対する感謝の言葉が、切々と綴られておりました。それを読んで、感激するとともに、ハッとしたんです。当亭の料理を通じて、お客様の人生の一助になれた。我々にとっての社会貢献って、こういうことなのかなと。同時に、様々な理由から、来店したくてもできないお客様に我々の料理をお届けできるよう、お取り寄せを始めたんです。

 

 

佐竹総料理長:お陰で好評をいただいておりましたが、冷蔵なので賞味期限が短く、遠方にはお届けできないことが気がかりでした。そこでコロナ禍を機に液体急速冷凍機「凍眠」を導入し、冷凍食品の開発にむけて研究を進めていたところ、タイミング良く松屋さんとのご縁をいただいたんですね。

冷凍食品による、形に捉われないおもてなし。

佐竹総料理長:今回の商品は、うちのルーツである鰻とすっぽん、そして京料理に欠かせない鱧を使って、当亭の味をしっかりと表現しました。昆布や鰹節などの発酵食品を使う出汁は冷凍食品化が難しいのですが、それらを使用しない当亭のすっぽん出汁は、冷凍にしても変わらない味を維持できています。

美味しくお召し上がりいただくために、解凍の方法も大切です。流水解凍のあとにボイルしていただく一番間違いのない方法ですので、ぜひお試しください。

 

 

 

佐竹社長:すべての人に一期一会の心でおもてなしをする、それが先代からのポリシーです。当亭の料理を冷凍食品にすることで、これからはお店にいらっしゃれない方にも、幸せをお届けできたらいいなと願っております。

 

 

鱧鍋 すっぽん出汁仕立て(2人前)10,800円

 

すっぽんを日本酒で3~4時間じっくりと煮込み、独自の調理法で仕上げた〈美濃吉〉名物すっぽん出汁。京都の代表的な食材「鱧」をお鍋でお楽しみください。

しんじょう椀 すっぽん出汁仕立て(2人前)7,020円

 

魚のすり身とすっぽんの身を蒸しあげた「すっぽん真丈」。洗練された京の椀物を、ご家庭で手軽にお召し上がりいただけます。

鱧寿司(2人前)6,480円

 

熟練の技で骨切りした鱧を、ふっくらと白焼きに。〈美濃吉〉伝承のタレで3回に分けて丹念に焼き、南魚沼産の米で炊き上げた鮨飯と合わせました。

鰻茶漬け(2人前)6,480円

 

〈美濃吉〉の名物である鰻を白焼きにし、秘伝の調理技術で約3時間炊き上げた鰻茶漬け。鰻に絡めた甘辛いタレと白御飯、お茶漬けとしての相性は抜群です。

すべて地下2階ギンザ フローズン グルメ

ギンザ フローズン グルメの商品はオンラインストアでもご購入いただけます。

京懐石 美濃吉本店 竹茂楼

享保元年創業、京都を代表する老舗高級料亭。「言葉の前に心ありき」をモットーに、川魚料理の伝統を守りながら、洗練された京料理を提供している。

※表示価格はすべて税込です。 ※調理後の写真はイメージを含みます。実際の商品とは異なる場合がございます。 ※数に限りがございます。売り切れの際はご容赦ください。 ※商品につきましては、地下2階ギンザ フローズン グルメ担当までお問い合わせください。

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