カルチャー/リビング・ホビー

からだと心に効くおはなし 第3話

季節の変わり目を健康に過ごすために。からだと心を穏やかに整えるコツを、 様々なひとのお悩みに寄り添い続ける、漢方相談員・河端さんがご紹介します。

今月のワンポイント

乾燥にご注意

先月号で、秋は肺系統が弱まる季節、という話をしました。風邪や喘息などのアレルギーはもちろん、漢方の考えでは、皮膚も肺系統となります。肌がカサカサして痒みが出やすい時期。保湿すること、そして、体の中からは、血行を促して乾燥を防ぐ漢方薬がおすすめです。

河端孝幸氏 漢方相談統括アドバイザー兼薬剤師。九州を中心に展開する〈漢方みず堂〉の代表取締役社長。
11月中旬、銀座店7階美と健康に〈漢方みず堂〉がいよいよOPEN!
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生活習慣病について

「生活習慣病」という言葉を提唱された方をご存じでしょうか。105歳で天寿を全うされた日野原重明先生です。1978年に成人病を「習慣病」と改称することが提唱され、厚生労働省が成人病を「生活習慣病」と改称したのは1996年となります。

生活習慣とは一体何なのでしょう。私は各地の講演にて、心・食事・運動・休養・環境のこと、と話しています。ストレスをためること、不摂生な食事、運動不足、寝不足、そして環境の問題。これらの不養生が「生活習慣病」につながります。このすべてが大切であり、どれが欠けても健康が損なわれてしまいますが、中でも一番大切なものは何でしょうか。それは「心」である、と私は考えています。

人間の行動のすべては心が決めます。心の持ちようがすべてを決めるといっても過言ではありません。医学用語で、「プラシーボ効果」という言葉があります。皆様もご経験があるかもしれませんが、信頼している先生からもらった薬は、例えうどん粉のようなものであっても、効くと言われれば本当に効く場合もあるということです。「私は元気!大丈夫。風邪はひかない!」と思っていると、本当に大丈夫。一方で、「大丈夫かな?病気にならないかな?」と思ってしまうと、病気にもかかりやすくなりがちに。心元気に、ハツラツと。明るく、笑顔で、常にありがとう。感謝、感謝。そんな心構えでいると、病気も寄りつきにくくなるものです。では、生活習慣により引き起こされた病気は、何が治すのか?次号をぜひ、お楽しみに。

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