社員インタビュー百貨店という舞台で、お客様に感動を与えたい。

仕事内容・MISSION全国の作り手と、銀座のお客様の架け橋になる。

7階デザインコレクションでの販売、期間限定のイベントや併設するデザインギャラリー1953の催事運営。この2つをメインに担当しています。販売では、発注・納品から売場での接客までを任されています。デザインコレクションの商品には、日本の伝統あるものや著名なデザイナーが手がけたものなど、選び抜かれたラインアップが揃っています。自分の接客を通してその良さをお伝えできるようにと、いつも心掛けています。期間限定のイベントやデザインギャラリーの催事運営は、週替わりで様々なお取引先に出店いただくので、どう演出したらお客様に興味を持っていただけるかを、お取引先と一緒に考えて準備していきます。

全国の作り手と銀座のお客様の架け橋となることが、生活デザイン部のミッションです。小さい工房やまだあまり知られていない産地の商品を取り扱うのは、松屋の7階フロアならでは。私たちが工房のことをよく知り代弁者として商品の魅力を正確に伝えられるように、販売や展開の仕方を考えています。全国の優れた作品を銀座でご紹介することで、銀座のお客様の声が地方の工房にも届き、それが作り手の皆さんにとって励みになっているということも聞きました。そこからまた、素晴らしい作品が生まれる。そんな良い循環ができていると感じますね。

仕事のやりがい・目標自分で企画したイベントで、お客様に喜んでいただきたい。

イベントの企画立案はバイヤーが担当するため、それを形にするのが私の仕事です。デザインコレクションでは幅広いジャンルの商品を扱い、洋服やアクセサリーもあれば、地方の工房で作られた漆器を扱うこともあります。まずはその分野の知識を身につけ、このような商品がいいのではないか、こういうものだったら売れるのではないかといった擦り合わせをお取引先と密に行っていきます。予算や売場のスペースなど、与えられた条件の中でいかに魅力的に演出できるかを考えることは、とてもやりがいを感じます。若手のうちからどんどん仕事を任せていただける土壌があります。イベントを担当するにあたり、勉強のために工房に行く機会をいただくこともあります。未熟な自分に務まるのか不安でしたが、バイヤーや上司がしっかりとバックアップしてくださったので、思い切って挑戦することができました。

現在はバイヤーが企画したイベントを形にすることを担当していますが、いずれは自分で一から企画できるようになりたいです。新しい価値あるものや、まだお客様が知らない魅力的なことを、自ら舵をとって発信できるようになることが目標です。学生時代は創作舞踊部に所属しており、自分たちで振り付けや演出を考え、舞台を作り上げていくというような活動をしていました。自分が作ったものでお客様に感動やワクワクを与えられることが元々とても好きでした。だから今度は松屋という舞台で、お客様に感動やワクワクを届けたい。そんな日を夢見て、今は現場で頑張っています。

皆様へ環境の変化を楽しめる人なら、力を発揮できる職場です。

百貨店の仕事は幅広く、知らない世界に接する機会が多くあります。どこかのタイミングで必ず、自分の琴線に触れる仕事に出合えるはずです。私も婦人服売場からリビングに異動して、まったく違うジャンルの仕事を経験していますし、ほかにも広報課や販売促進課など、裏方の仕事もたくさんあります。私はいろいろなことに興味が向く性格なので、一つのことを突き詰めるよりは、多様な持ち場を経験できる今の環境がとても合っていると感じます。ジャンルは違っても学んだことは次に活かせますし、ジャンルが違うからこその新しい発見もあります。好奇心旺盛で変化を楽しめる人なら、自分の力を存分に発揮できる職場だと思います。