プロジェクトストーリー松屋の名物催事「銀座の男」市の裏側に迫る!

松屋の名物催事「銀座の男」市の裏側に迫る! 松屋の名物催事「銀座の男」市の裏側に迫る!。

松屋銀座の名物催事として、多くのファンに愛され続けている紳士服の祭典「銀座の男」市。
その裏側には、バイヤーだけではなく、様々な部署のメンバーたちによるチームワークがあります。
今回は、「銀座の男」市に関わる4人のメンバーに、催事の舞台裏と、松屋だからこそ味わえる仕事の醍醐味を語ってもらいました。

松屋の名物催事「銀座の男」市の裏側に迫る! 松屋の名物催事「銀座の男」市の裏側に迫る!。

社員プロフィール

※所属・職務は取材当時のものです。
>Sさん プロフィール写真

Sさん

顧客コミュニケーション部 顧客コミュニケーション課

店内装飾から紙媒体、WEBコンテンツまで、松屋の宣伝・広告に関する業務を一任されている部署で、主に売場の宣伝業務と装飾の管理を担当。

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  • 2023年入社
  • 2023年4月~自主運営部 紳士・学生服課
  • 2024年9月~現職
>Iさん プロフィール写真

Iさん

紳士雑貨・ドレスアップラウンジバイヤー

同売場のバイヤーとして、MD構成や商品選定、イベント企画を担当。

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  • 2018年中途入社
  • 2018年11月〜紳士部 紳士課 紳士鞄売場
  • 2019年3月~営業四部 紳士・寝具課 紳士鞄売場⇒紳士靴売場
  • 2023年 3月〜 自主運営部 紳士・学生服課 ドレスアップラウンジ
  • 2024年3月〜現職
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Mさん

業務推進部 業務推進課 催事運営係

8階イベントスクエア、1階スペース・オブ・ギンザで開催する催事の準備と運営を主に担当。

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  • 2025年入社
  • 2025年4月〜現職
>Tさん プロフィール写真

Tさん

自主運営部 紳士・学生服課 紳士雑貨・ドレスアップラウンジ・学生服係

紳士雑貨売場を中心に、接客やイベントの準備・設営・運営などを担当。

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  • 2025年入社
  • 2025年4月〜現職

他部署と連携し、チームプレイで企画を動かす。

Iさん:
松屋にいらっしゃるお客様は、素材の良さや、縫製が丁寧であることなど、いわゆる本質的な良さを求めていらっしゃるので、「銀座の男」市でもそれはずっと大切にしています。
目玉となる共同企画商品は、開催の1年前から動き出します。お取引先様とコミュニケーションをとりながら企画を練っていき、商品開発では工場に直接足を運ぶこともありますね。
Sさん:
松屋では、商品企画にバイヤーがしっかり入っていくスタイルですよね。
Iさん:
そうですね。私は松屋に入る前にアパレルを何社か経験していますが、商品企画にバイヤーがここまで入っていく風土が松屋にはあるんだと、良い意味で驚きました。
Mさん:
商品企画をするときのアイデア出しは、どうされていますか?
Iさん:
トレンドはもちろん意識しますが、松屋のお客様にはトレンドに寄りすぎるのではなく、そのときリアルにビジネスで使えるアイテムなど、「お客様目線」を大切に、お取引先様と意見交換をしながら決めていきます。
Sさん:
私は広告・宣伝を担当する部署にいるので、多くのバイヤーと関わるのですが、皆さん、お取引先様と良い関係を築かれていらっしゃいますよね。
Iさん:
正直なところ、「銀座の男」市の看板の力は大きいです。看板だけで、ある程度お取引先様に信頼していただけている部分はあるので。だからこそ、歴史あるこの看板をずっと磨き続けていかなければいけない責任も感じます。お取引先様とともに良い商品をお作りして、しっかりとお客様にお届けし、また次回お取引先様にご参加いただける。そんな良い循環をキープすることで、安定した信頼関係を構築できているのかなと感じています。お取引先様から「また出店したい」と言っていただける催事であり続けることが大事ですよね。
Tさん:
Iさんが1年前から仕込んでくださっている企画をもとに、私たち売場担当は3カ月前くらいから具体的な売場作りに合流します。私は入社してから2回目の参加となる昨年秋の「銀座の男」市で、初めてお取引先様との交渉から売場図面の作成まで任せてもらいました。

Iさん:
Tさんをはじめ、売場チームには本当に助けられています!
Tさん:
「銀座の男」市の靴売場の商品展開図面を初めて担当したときは、それまでなかったローファーを発注してみました。普段、紳士雑貨売場で接客をしていると、想像以上にローファーをお探しのお客様が多い印象で。でも、なかなか思い通りの商品に出合えないという声も聞いていたんです。
そこで、なるべく手に取りやすい価格で良いものはないかとお取引先様に伝えたら、うってつけのものがあるよと。結果的に、予想以上に反響をいただき、売り上げにつながりました。
Mさん:
催事運営係では、「銀座の男」市でもお取引先様とのやり取りから入らせていただきます。お一人おひとりにメールやお電話でご挨拶することから始まり、その後のやりとりでは、どのような商材を出していただけそうか、商品の選定から、どんな什器を使って商品をディスプレイするかを相談しながら、納品まで進めていきます。納品まで完了したら、それを倉庫まで確認しに行き、設営日のための準備をしていきます。当日は売場の販売サポートにも入るので、Tさんから接客のレクチャーを受けたりもしました。
Sさん:
顧客コミュニケーション部としては、皆さんが作り上げた「銀座の男」市の魅力を、お客様にどのように発信すればご来場いただけるかを考えます。告知のためのポスターやDM、地下道の8連ポスター※や東京メトロ内の中吊り広告のほか、SNS広告や、WEB媒体も作成します。ポスタービジュアル作成ではモデルのオーディションにも携わり、デザイナーさんやバイヤーと意見を交換し合いながら進めていきました。

※東京メトロ銀座駅と松屋銀座をつなぐ地下通路に掲出している8枚連続のポスターのこと。

いよいよ催事スタート!4人それぞれの視点にズームイン。

Tさん:
私は接客をしつつ、売場の管理・品出しを担当していました。忙しいときは接客しながら品出しも並行するので大変ですが、チームで協力し合って売場を維持していきます。
Sさん:
Tさんは本当に接客が好きですよね!
Tさん:
自分の接客を通してお客様にお買い上げいただくと、もっと頑張ろう!という気持ちになります。接客はその場でフィードバックがあるというか、反省点も含めて収穫があるので、それを活かしてどんどんやっていこう!と。お客様が本当に望まれていることは何なのかを会話の中で自然と汲み取れるよう、先輩たちの接客から学んでいるところです。
Iさん:
私も接客をしつつ、お客様の流れや、売れ筋商品の動向を見ながら、お取引先様と会話をして、状況を確認していくっていうイメージですね。売れ行きが思わしくない場合は、臨機応変に商品構成を変えていきます。お取引先様との会話やお客様の反応が、次の企画につながることもありますね。
Mさん:
開催中は私も売場チームに加わります。朝はまず商品を綺麗に並べ直して、姿見を拭き、お客様をお迎えする準備を整えるところから。そこから閉店まで接客に入りながら会場を巡回し、合間を見ながら次の催事の準備を進めていました。時間管理をシビアにしていかなければ次の催事に影響が出てしまうので、毎日やるべきことを細かく決め、それをチーム内で共有し、協力して進めました。
Sさん:
次の催事の準備も進めながら売場に立っていたから、本当に忙しそうでしたよね。
Mさん:
ずっと緊張状態が続く中で、接客は心の休憩になっていました。
あるときお客様に「誠実そうに見えるネクタイがほしい」というご要望をいただいて。その方はお堅いお仕事をされていて、いつもは青系のネクタイをお選びのようでしたが、今回はちょっとイメージの違うものがほしいと。そこで挑戦ではありましたが、ピンク系のネクタイをご提案してみたんです。お顔色も明るく見えますし、印象が柔らかく、話しかけやすい印象をプラスできるのではないかと。
実際に鏡の前で合わせてみると「ピンクは候補にはなかったけれど、いいかもしれない!」と喜んでくださり、そのネクタイをお買い上げいただけました。販売経験の浅い私にとって、自分が提案した商品を気に入ってもらえたことは、とても喜ばしいことでした!
Tさん:
お客様ご自身も気づいていない潜在的なニーズを見つけ、背中を押して差し上げたということですよね。
Sさん:
私は、SNS広告がお客様にしっかりご覧いただけているか、ホームページの特設サイトが問題なく公開されているかをチェックしていました。開催中は松屋の公式Instagramのストーリーの投稿もします。種類豊富な商品の魅力を伝えるために、会場全体の雰囲気が分かる動画を投稿するなど、お客様の目に留まる工夫をリアルタイムで考えていました。

銀座店100周年を迎えた年、「銀座の男」市も新たな挑戦を。

Iさん:
2025年の銀座店100周年記念の「銀座の男」市では、様々なお客様にフィットする究極のスタンダードを目指して、ブレザーを作りました。セールの催事では欠品しがちな、4番バッター的な定番品をあえて作ろうと。ブレザーを初めて着る方でも抵抗がないように、光りすぎないくすんだボタンを選んだり、軽い着心地かつ、スタイリッシュに見えるように肩パッドを、薄く柔らかくしたり、細かい部分にもこだわりました。
Tさん:
これは、とてもご好評をいただきましたよね。
Iさん:
衣料品は、どうしてもサイズ欠品があるので、開催中の消化率は7割いけばいい方なのですが、今回はほぼ完売みたいな感じで。とてもご好評をいただきましたね。
Sさん:
究極のスタンダード、というところが、お客様に響いたのでしょうか。
Iさん:
松屋のお客様は、トレンドよりも本質的な良さを求められる方が多いですが、だからといって、定番アイテムばかりを提案していても新鮮味に欠け、お客様に飽きられてしまう。さりげなくトレンドを取り入れた、距離感で言うと「半歩先」くらいの商品を常に考えていて。
このブレザーは、スーツを着る機会は減っても、会社にジャケットを置いていざというときに着る「置きジャケ」のトレンドが生まれていることにヒントを得てスタートしました。
Tさん:
そういう感覚って、前職も含めたアパレル経験で培われたものなんですか?
Iさん:
ちゃんと「お客様基準で商品選定しないと売れない」というのは、どこのお店でも共通していましたね。お客様が何を求めていらっしゃるかは、やっぱり接客しないとわからないので、自分の感覚のズレを修正するためにも、お客様と接する時間は大事にしています。
Sさん:
100周年は宣伝媒体の予算もいつもより多くかけて、だいぶ力を入れました。ポスター撮影では、記念すべき100周年ということで、新しいお客様にもアプローチしていきたいと、モデルさんの雰囲気をガラリと変えて。これまではヒゲを生やしたイケオジ系のモデルさんを起用することが多かったのですが、100周年のときは爽やかな若いモデルさんを起用したんですよね。
Iさん:
このポスターはとても好評で、「ポスターのブレザー、どこのですか?」と聞いていただくことが本当に多かったです。
Sさん:
SNSの広告も同じモデルさんで展開したのですが、見てくださるお客様が飽きないよう、服装によって演出を変えていました。8連ポスター※もそうですが、1枚1枚まったく違った雰囲気を表現できたので、結果的に多くのお客様に反応いただけたのかもしれません。
Iさん:
Sさんとは、ホームページに掲載した銀座店100周年記念の特集記事も一緒に作りました。結構、あの記事を見て来ましたって言ってくださるお客様も多かったですね。
Sさん:
あの記事は企画から入らせていただいたのですが、100周年特設サイトの運営をお任せした出版社様と打ち合わせをし、「銀座の男」市の魅力をどのようにお客様へお伝えしていくのかというところから、Iさんと一緒に企画を練っていきました。
Tさん:
私は100周年のときは入社して間もない時期だったので、先輩たちの動きを見て、「銀座の男」市という催事がどういうものかを学び、必死に吸収する日々でした。大変でしたが、この時期があったからこそ、2回目、3回目で主体的に動けるようになったと感じています。
Mさん:
私は100周年の年はまだ「銀座の男」市には関わっていなかったのですが、その次の回から継続して関わらせていただいて、経験を重ねるごとに自分が主導となって動けている実感があります。なにより、会場でお客様が喜ばれている姿を見て、自分が準備した催事がお客様に届いていることを肌で感じられたのは、得難い経験でした。


※東京メトロ銀座駅と松屋銀座をつなぐ地下通路に掲出している8枚連続のポスターのこと。

「銀座の男」市に燃えた4人の、今後の松屋人生は?

Tさん:
私はやっぱり接客が好きなので、これからさらに経験を積んで、売場のメンバーを支えるマネージャーを目指したいです。
取り扱う商品ももちろん大切ですが、お客様にいかに気持ちよくお買い物していただける環境を作れるかどうかが大切だと思っていて。
お客様の中には、リピーター的な形で、販売員の誰々さんがいるから松屋で買いたいと仰ってくださる方も多くいらっしゃいます。
お客様にここでお買い物したい!と思っていただける売場を目指して、販売員の皆さんが最高のパフォーマンスで接客できる環境を、自分の手で作ってみたいです。
Mさん:
私は催事運営係として様々なジャンルの催事を担当していますが、催事でそのジャンルの商品に興味を持つと、期間限定でしか関わることができないのが少し心残りで。
今回「銀座の男」市に参加してみて、ひとつのジャンルに深く長く関わっていくバイヤーの仕事に興味が湧きました。Iさんもそうですが、こだわりをもってお仕事をされているバイヤーの姿を見て、自分だったらどんな仕事ができるだろう・・?と想像しています。
Iさん:
夢が膨らみますね。

Sさん:
私は普段、バイヤーが一生懸命選んだ商品の魅力をお客様へお伝えすることも含め、松屋の人たちを支えることに、すごくやりがいを感じています。
松屋で働いている人たちがすごく好きなので、力になれるのが嬉しいんです!今後も、松屋で働く皆さんのサポートができるポジションに就けたらいいなと思っています。
Iさん:
「銀座の男」市は歴史ある催事だからこそ、やりがいもありますけど、越えなければいけないハードルや、看板を守っていかなければならない責任もあります。そんな中で、緊張感もありつつ、自分の色を出してチャレンジしていく。そのバランスをこれからも楽しんでいきたいですね。
実は、前回の「銀座の男」市では若い世代を意識した「アクティブスーツ」の売れ行きが非常に好調で、手応えを感じました。今後は、単なるカジュアルウェアに留まらない、「銀座の男」市ならではの仕立てや素材にこだわった、上質な「アクティブスーツ」の展開を予定しています。
次の世代からも長く愛され続ける「銀座の男」市へと、進化させていきたいです。
松屋の仕事紹介

松屋の仕事紹介

お客様がご来店される前から、お買い上げくださった後に至るまでに、「接客販売」以外の多くの仕事があり、大勢の社員が関わっています。時には所属部署だけでなく、他部署と連携しながら、チームを組んで仕事を進めていきます。

キャリア開発制度

キャリア開発制度

世の中の環境が激変する現在、個人と企業のあり方も変化してきています。 松屋では自立した個人と企業が対等な関係で同じ目標を達成していくことが、企業と個人との幸せな関係(WIN-WIN)を築くことであると考えています。そのためのキーワードが「自己選択」と「実力主義」です。