テーブルジョイ
その他
リビング・ホビー

藤原奈緒さんと叶える毎日調うごはん計画

日々のごはんを素敵に仕上げる工夫で、たくさんの食卓に笑顔を届けてきた料理家・藤原奈緒さんが、7階テーブルジョイで取り扱う調理道具を使ってご自宅で簡単に作れる料理のレシピをご紹介。 幸せな毎日のはじまりに、おいしくて心安らぐおうちごはんのレパートリーをふやしてみませんか。
プロフィール
藤原奈緒さん(ふじわら・なお さん)
料理家、エッセイスト、〈あたらしい日常料理 ふじわら〉代表。“料理は自分の手で自分を幸せにできるツール”という考えのもと、商品開発、ディレクション、レシピ提案、教室などを手掛ける。

久しぶりに味噌をつくりたい。

そんな気分だった今年のはじめ、松屋銀座7階のテーブルジョイへ足を運びました。

 

「でも、大豆ゆでるの時間かかるんだよなぁ」

そうつぶやいたら、圧力鍋をおすすめされました。なるほど、そう来たか。

 

これまでなんとなーく使ってこなかった圧力鍋。

なんとなく怖くて、それから、素材に無理をさせているんじゃないか

というイメージを勝手に抱いて、敬遠していたんです。

 

でも、豆も戻さずゆでられて(!)、玄米は浸水なし20分で炊ける(!)

なんて、売り場のみなさんから聴いているうちに、すっかり使ってみたくなりました。

 

色々くらべてみて、形がシンプルなフィスラーの、

大きすぎない、でも来客時にも活躍しそうな3.5リットルを

わが家に連れて帰りました。

 

「なんとなく怖い」はただの杞憂でした。

フィスラーの圧力鍋は音も静かで、味噌作りは拍子抜けするほどスムーズに終了。

浸水なし、高圧8分ほどで柔らかくゆでられて、1キロの大豆はあっという間に潰れてくれました。

 

豆を戻さず煮えるのはすごい。

これならかなり気軽に豆を食べられそうだし、おせち作りにも重宝しそうです。

売り場の吉岡さんは、毎日!黒豆を煮ているとおっしゃっていました。

 

玄米もうまく炊けました。

で、とくに驚いたのが、白米がほんとうにおいしく炊けること。

これまでいろいろなお鍋でごはんを炊いてきたのですが、圧力鍋、優勝かも?

 

炊き立てはもちろんのこと、冷めてももちもちしておいしいし、

冷凍ごはんをレンジであたためなおしてもかなりおいしい!

 

このあたりで俄然面白くなってきて、

せっかく圧力鍋がやってきたのだからと、骨付きのお肉を片っ端から煮てみました。

スペアリブ、鶏の手羽元、牛すじ、ビーフシチュー、

だいたいどれも、高圧15~20分でほろほろっと煮えてくれます。

牛すじなどはこれまで1時間ほど煮ていたので、ガス代を思うと長い目でみてお得かもしれません。

 

豚の角煮がとても品よくおいしく煮えたので、みなさんにご紹介しますね。

 

豚の角煮:強圧15分

 

下茹でした豚バラ肉を切って、お鍋に入れます。

ほかの材料も入れて、蓋を閉じます。きちんとロックされるとカチッと音がしますよ。

 

メインバルブを3(高圧)にあわせて、強火にかけます。

だんだん蒸気がでてきて、とまって、それからメインバルブの圧力表示が上がってきます。

黄色、それから緑色の表示がでてきました。

 

こうなったら、火を弱めて、この緑色のラインが見えている状態をキープするように15分加熱します。

タイマーが鳴ったら、火を止め、そのまま放置。しだいにバルブが下がって、圧力が下がります。

ここまで朝か前の晩にやっておくといいですよ。

 

時間が経つと、脂が浮いて固まるので、それをすくってから、最後にしょうゆを足して少し煮ます。

このひと手間が、極上の豚の角煮をつくる秘訣です。

ちょうどよく脂が抜け、お肉がほろほろになります。詳しくはレシピをご覧くださいね。

 

角煮には辛子もおいしいですが、「おいしい唐辛子」もおすすめ。

 

 

圧力鍋が、かたまり肉などが得意なのはわかった。

じゃあ、繊細なものの調理はできないのか?というと、そんなときは低圧をうまく使うといいようです。

 

新玉ねぎのスープ煮+魚の蒸し煮(2段調理) :低圧1分

 

鍋にだしを入れてあたためて、醤油と塩を加えます。

そこに半割にした新玉ねぎを入れて蓋をして、低圧1分。以上!

 

この使い方、お料理に苦手意識のある方にもいいかもしれません。

テクニックいらずで、ちょっとした仕上がりになる。

このとき、上にかごを入れて、2段調理してもいいと思います。

たとえば魚を蒸したり。

 

毎日これでいいな、という気軽さです。

玉ねぎにはパクチーレモンオイルを、魚には納豆辣油も合いますよ。

 

こんなさっと煮る料理は、夏場の調理にもぴったりだし、

離乳食作りなどにも活躍しそうです。

 

百聞は一見にしかず、とはこのことで、

私はすっかり圧力鍋への見方が変わってしまいました。

とくに、ごはんがおいしくなったこと。

炊き立てだけでなく、冷凍ごはんの状態がとてもよくなったことで

生活の質が上がった!と感じています。

 

3回目の実演イベント、今回は一生ものの圧力鍋をご紹介します。

4月27日はぜひテーブルジョイに遊びに来てくださいね。

実演イベント
① 藤原奈緒さんと叶える毎日調うごはん計画

4月27日(土)午後1時から、午後4時から(各回約40分)

7階テーブルジョイ イベントスペース

料理家の藤原奈緒さんによる実演イベントを開催。〈フィスラー〉の圧力鍋と自身が手掛けるびん詰め(調味料)を使い、毎日を心地よく調える料理について実演を交えてご紹介します。

 

※どなたでもご覧いただけます。お席は10席程ご用意いたします。

※当日お席をご希望の方は売場までご連絡ください。

 お問い合わせ:7階テーブルジョイ

※お席がなくてもご覧いただけます。

②フィスラー圧力鍋キャンペーン実演販売会

4月19日(金)―21日(日)午前11時―午後6時

4月18日(木)・4月19日(金)・4月25日(木)・4月26日(金)各日午後3時から

 

4月13日(土)―30日(火)の期間に〈フィスラー〉の圧力鍋をお買い上げの先着10名様に「〈フィスラー〉ステンレスクリーナー・スポンジセット」をプレゼントいたします。

※会期中は対象の圧力鍋「〈フィスラー〉ビタビット プレミアム」をキャンペーン特別ご優待価格でご案内いたします。

※さらに松屋カードご優待可です。

※詳しくはテーブルジョイ家庭用品担当までお問い合わせください。

掲載の品はオンラインストアからお求めいただけます。

本文にてご紹介している

圧力鍋「〈フィスラー〉ビタビット プレミアム」

「ふじわらのおいしいびん詰め」各種はオンラインストアからもお求めいただけます。

※下記バックナンバーのコラムに掲載している一部の鍋もECにてお取り扱いしています。

バックナンバー
あたらしい日常料理ふじわら 藤原奈緒さんと叶える 毎日調うごはん計画
あたらしい日常料理ふじわら 藤原奈緒さんと叶える 毎日調うごはん計画 -2023秋-
シェアする
TOPへ戻る ポイントWEBサービス
ログイン