ENEYブランディングディレクター田上陽子の『❛ANY＋ENERGY❜北海道ライフ日記』VOL.6

みなさんこんにちは。〈ENEY（エネイ）〉ブランディングディレクターの田上陽子です。 6回目のコラムとなります。北海道でワインづくりや、ハーブ・野菜を育てながら、日々自然のエナジーに囲まれた生活を送っており、そんな北海道ライフからENEYのブランド名に込めた「any＋energy」を発信できればと思います。ENEYのジュエリーもご紹介していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

プロフィール

田上　陽子tagami youko

コスメブランド〈F organics〉〈Celvoke〉を立ち上げディレクターとして活躍後、北海道へ移住。現在はフリーランスディレクターとして〈ENEY〉等を手掛けつつ、パートナーとともにワインを作り、ハーブ・野菜を育てながらナチュラルライフを送る。

みなさんは、毎晩夜空の月を眺めますか？私は住んでいる場所が何も邪魔するものがなく、月が綺麗に見えるので以前よりも意識して見るようになりました。日々の畑仕事においても月のリズムはとても重要なので、なおさらです。種まきは満月の5日前〜満月まで、移植・定植は新月の5日前から新月までが良いなど…植物の生育と月の関係は大昔から伝えられていて、月に合わせて農業が営まれてきたわけです。実際に私が育てているハーブで、満月の日に収穫したものと新月に収穫したものをハーブティーにして比べてみたんですが、やっぱり味が違うんです！重力の関係で樹液や栄養素が移動するのが要因なのですが、まさに自然界のリズムの一体感を感じます。

もちろん植物だけでなく、人間の身体もそうですよね。特に女性の体のリズムは月が大きく影響していますから、まさに月が地球上の生命のエナジーを司っていると言っても過言ではありません。「満月には出産が増える」なんて事も言われますが、まさに私の娘は満月産まれです。ちょうど昨年の4月の満月の日に産まれたのですが、満月の度に娘の誕生を思い出しては浸っています。（笑）

そんな、自然界のエナジーを代表する月は、ENEYのデビューコレクションを考える際に真っ先に思いついたもの。「MOON」は、ハーフムーンカットのダイヤモンドを使用し、普遍的で神秘的な月の満ち欠けを表現し、自然の循環を体現したコレクションです。