「毎日ひとつ私と誰かにいいことを」 松屋が紡ぎ続けるビューティフルマインド vol.2

「天然のダイヤモンドの鑑定は、ご存じの通りカラット(大きさ)・カラー(色)・クラリティ(内包物の有無)、カット(形)の“4C”で表します。ラボグロウンダイヤモンドも、物理や化学、工学などどの視点から判断しても完全なダイヤモンドなので、天然のものと同様に鑑定書が発行されます。異なる点は、“ラボグロウン”という注釈がつくことだけなんですよ。」

実際にラボグロウンのジュエリーを手に取りながら、龍さんは「こんなに美しいなんて！詳しく知らなかった今までの時間がもったいないとさえ感じます」と、瞳をキラキラと輝かされていました。

「“人工”という単語がジュエリーにつくとネガティブなイメージにとられがちですが、ラボグロウンにもクオリティーの差があり、ピンからキリまでさまざま。美しいものを提供できるところはかなり限られています。もちろん、松屋銀座の＜エネイ＞がお届けするのは最高級のラボグロウンです。」

ジュエリーを手にすると、誰もが自然と笑顔になるものです。

「美しさと低価格の両立は、きっと誰にとっても嬉しい限りですよね。でも、松屋さんでこういったジュエリーを立ち上げることになったのは、どんなきっかけがあったのですか？」

島田さんは入社以来、MDという商品の仕入れなどを担当する部署に勤務。この20年で時代は大きく変わり、ショッピングスタイルの変容も例外ではありませんでした。

「お客様に喜んでいただくことを考えていたら、いつからか安定的にファンをもつブランドに頼っていることに気づき、松屋自身の魅力とは？と自問自答するように……。そんななか、自分たちでファンになっていただけるようなブランドをつくったらどうか、という気持ちが芽生えたんです。」

2019年末、島田さんはラボグロウンと出逢う。サステナビリティが意識される時代の流れにのった環境に配慮されたジュエリー。天然のものと同様のクオリティーで、低価格。「市場は必ず大きくなる」と確信したそうです。

「もともとダイヤモンドって、代々引き継がれていくような存在で、魅了されているのは生まれ方ではなくその美しさ。ちょうどSDGsの実現に向けての動きが活発化しているときに登場したなんて、まさに必要とされている証拠なのではないでしょうか。」

美しさに区別なんてない。龍さんはそう感じているようでした。

（左から）リング（ルビー）、リング（アレキサンドライト）、リング（エメラルド）各97,900円

リングのベースはシルバー、ラボグロウンカラーストーンとラボグロウンダイヤモンドを囲む部分はK18というデザイン。適度なボリュームと繊細な動き、そして色合いと輝きが手元を美しく彩ります。

◆全て1階アクセサリー
※表示価格は全て税込です。

新しいものが登場するときは、いつだって戸惑いや迷いもつきものです。

「でも、そこに松屋さんがいてくださるからこそ、納得も、安心もできる。私は大切なものこそ、やっぱり自分で足を運び、見て、聞いて手に入れたいんです。＜エネイ＞のジュエリーに、引き続き期待しています。」

松屋銀座で4月26日（水）－5月9日（火）の14日間開催される『BEAUTIFUL MIND』では、「毎日ひとつ私と誰かにいいことを」をコンセプトに、自分と地球を大切に過ごすアイデアを発信します。
今回は「楽しむ」「整える」「労る」「ご褒美」の4テーマに、ポジティブにSDGsをとらえるエッセンスが満載です。
楽しく、美しく生きるためのヒントを拾いに、ぜひ松屋銀座にお立ち寄りください。