森さんちに、おじゃましました　“北欧” 経由、暮らしを楽しむ「これでいいんだ！」のアイデアvol.26

唐突ですが、これはわが家の廊下です。額装したポスターやテキスタイルを置いています。旅先でも、よくポスターを買ってしまうんですよね。美術展の限定ポスターや、ローカルなお店のポスターなど、いいデザインを見つけるとつい手が出てしまう。真ん中に置いてあるのは、スウェーデンの町ヨーテボリを描いたリトグラフ。ヨーテボリは旅したなかでも大好きな町のひとつです。

リビングやアトリエ、寝室、玄関と各部屋にポスターは飾っているのですが、いよいよ飾る場所がなくなりました。というわけで、ここにいるのがベンチ要員です。こうして額装しておくと、ふと「あそこに飾ろう」とか、いま飾っているのと交換しようとアイデアも出てきます。いちばん右はテキスタイルで、リビングに飾っているものと季節にあわせて取り替えています。


クッションカバーも同じで、お気に入りのテキスタイルで作ったり、北欧のいい柄を手に入れるうち、だいぶ数が増えてしまいました。一時はソファがクッションだらけ、柄だらけになっていましたが、ポスターと同じく、入れ替え要員としてすこし間引いたら部屋が落ち着きました。


気に入ったものは長く使いますし、最近は衝動買いも減りましたが、それでもやはり物は増えていくもの。部屋のなかは「すっきりシンプル、お気に入りの物だけ」と言い切れれば格好いいのですが、よいデザインを見つける楽しみは捨てられず。

もちろん、もう使わないもの、わが家には合わなかったものは手放すようにしていますが、それでもちょっとあふれる物は入れ替えて楽しむべし、と考えるようになりました。ぜんぶ無理に飾らなくていいし、断捨離せねば！と思い詰めることもない。循環させればいいよね、と。

そこで最初のポスターに話が戻るのですが、飾る場所がないからとしまっておくと忘れてしまうんですよ！なのでとりあえず額装して置いています。ベンチ要員も、いつでもピッチに立てるようコンディションを整えておく。こうして廊下に並べて置いていたら、遊びにきた友人が「なんかいい感じ」と写真を撮っていました。たしかに、これはこれでいいかもしれません。


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