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森さんちに、おじゃましました 暮らしを楽しむ「これでいいんだ!」のアイデアvol.20

プロフィール
森 百合子mori yuriko
北欧5ヶ国で取材を重ね、旅や暮らし、デザインの情報を中心に発信。著書に『3日でまわる北欧』(トゥーヴァージンズ)、『北欧おみやげ手帖』(主婦の友社)、『いろはに北欧 わたしに“ちょうどいい”旅の作り方』(ダイヤモンド・ビッグ社)ほか。執筆活動に加えて、NHK Eテレ『趣味どきっ!』、NHK 総合『世界はほしいモノにあふれてる』などメディア出演や講演を通じて北欧の魅力を伝えている。

コーディネート上手になりたい

季節の先取りのような、夏らしいお花をいただきました。ちょうどしまおうとテーブルに置いていたお皿と並んでいる様子が「あら、色が合ってきれい」と目に留まり、これからの季節に合いそうなお皿のコーディネートをしてみようとふと思い立ち……。


爽やかな青の器、波や花火のような模様など、夏らしい色やデザインを並べてみました。こうして器の組み合わせを考えるのが好きです。このテーブルクロスに、この器に合わせるなら……とテーマを決めて選んだり。使いたい北欧の器を出したら、今度は和食器をさらに組み合わせてみたり。最近あまり使っていなかったこの器もなかなかいいなあ〜と再発見もあります。

ここ最近はなかなか家でパーティもできていませんが、もともとわが家は人が集まることが多く、テーブルクロスや来客時用の食器もいろいろあります。でもパーティの当日って、お皿のコーディネートをする余裕なんて全然ないのですよね!差し入れの料理やお菓子をいただいて、どの器に入れよう、ああ取皿を出していなかった……と、てんやわんやで終わってしまうこと多々。むむむ、せっかく色々な器を持っているのにぜんぜん使いこなせていないぞと、それなら時間のある時にイメージしておくのがよいのでは、と気づきました。


思えば洋服だったら、新しい服を買った時に手持ちの服やアクセサリーとあれこれ鏡の前で合わせてコーディネートしてみるもの。器も同じく「サラダや前菜用に、大きすぎないサイズならこれ」「この皿とこの皿は一緒に使うといい」「深皿で大きめだったら、これとこれ」と合いそうな料理と、皿どおしの組み合わせのシミュレーションをしておくと、来客時にもとっさに対応できるアイデアの引き出しが増えていいのです。




こちらはデンマークの友人宅の食器棚。訪れるたびに滞在させてもらっているので、食器やカトラリー、食材の置き場などはもうすっかり把握しています。台所や食器、そして北欧の食に興味津々の私に、「好きなだけ見ていいわよ」と友人。この写真はもう10年以上も前に撮った写真ですが、繰り返し眺めています。


友人宅のホームパーティは、いつも器づかいが素敵。といっても揃いの器でビシッとコーディネートされているわけではなく、ヴィンテージの食器や、何気ない普段づかいの器が上手に組み合わされています。改めて食器棚を見ると、名作デザイン揃いというわけでもない。組み合わせやすそうな色合いの器が揃い、そこに彼女の好みも見えてきて、おしゃれな人のワードローブをのぞかせてもらっているよう。だから繰り返し見てしまうのでしょうね。


これはわが家の食器棚。サイズや用途、一緒に使うといいシリーズでまとめたりして、以前に比べたらだいぶ、使いやすくこなれてきましたよ!そろそろまたみんなで集えるかなあ、集いたいなあと思いつつ、食器棚を眺めています。


vol.19「縦か横か、左か右か?」はこちら

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