特集記事「私のおすすめ」
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繊細なグラデーションに一目ボレ!
使うほどに愛おしさが増す〈hue〉の革小物。

藤原奈緒さん(ふじわら・なお さん)
〈あたらしい日常料理 ふじわら〉代表。「料理は自分の手で自分を幸せにできるツール」という考えのもと、家庭のごはんがおいしくなるびん詰め調味料を提案するほか、レシピ提案、教室などを手掛ける。

ポーチは自然な色合いに惹かれて買いました。なんでも入れられるのもいいですね。ピルケースにしたり、旅行の時にはピアスを入れたり。お財布代わりに持つことも。パスケースはとにかく便利。鍵が取り付けられるフックがついているので、あとはICカードと現金を少し入れて気軽に出かけられます。また、ストラップを玄関のドアにかけておけるので、出がけに大事なものを探すことが一気に減りました!
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リトアニアの職人による技ありの手仕事。
〈LTshop〉で見つけた、世界にひとつだけの器。

前田慎司さん(まえだ・しんじ さん)
各国の民芸雑貨を輸入販売する〈西洋民芸の店 グランピエ〉のバイヤーとしてパキスタン、イラン、トルコ、ルーマニアなどの国々をまわる他、商品企画や店頭での販売業務も行う。

昔、同じビルのお隣さんだった〈LTshop〉で買った茶碗は、まず食器として使いやすい。柄が全体に入っているので、どんな料理をもってきても盛り映えするんですよね。また、軽いけれども焼きがしっかりしているので、安心感もあります。あとは民芸的な要素もあるので、日本の陶器や磁器、沖縄の「やちむん」なんかと並べても合うんじゃないかと。食卓に華やかな彩りを添えたい人に、ぜひおすすめしたいですね。
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ものづくりの真髄が宿る、
〈AIR ROOM PRODUCTS〉の爽快シャツ。

松野弘さん(まつの・ひろし さん)
荒物問屋〈松野屋〉の店主。京都の〈一澤帆布店〉で鞄作りの修行をした後、家業を継いだ。昔から日本人の生活の中に当たり前にあった暮らしの道具と職人を訪ね、全国各地を巡る。

〈AIR ROOM PRODUCTS〉の店主・鴨さんとは15年に渡るつき合いがあって。お互いの活動を応援し合う中で、出合った一枚です。柄シャツで丸襟という意外性のあるデザインに惹かれて購入し、もう何年も愛用しています。とにかく縫製がしっかりしているので、家で洗濯しても型崩れせず、長持ちするんですよね。ノーアイロンでさらっと着たり、大切な日にはクリーニング屋さんでパリッとさせてから着たりと、あらゆる場面で重宝しています。