今の時代に改めて取り入れたい、風呂敷の楽しみ方

松屋銀座と風呂敷
「お使い包み」の包み方
日常に風呂敷を取り入れる

百貨店が海外ブランドに重点を置いていた昭和59年、松屋銀座では、それまで忘れられていた日本の伝統的な贈り物の文化をヒントに、先様への心遣いや“包むこと”に代表される様式の美に着目したギフトコミュニケーションシステム、「ギフティング」が誕生しました。

そして同年に「新しいギフトの考え方や生活文化のあり方」の提案として、「ギフティングブック風呂敷」を発刊。第一線で活躍するデザイナーの方々とコラボレーションし、20型におよぶオリジナル風呂敷を制作するなど、この「なんでも包むことのできる自由な一枚の布」の魅力を皆様に広くお伝えしてきました。

それから40年近くの時を経て、世界中でサステナブルな暮らしが求められつつある今、いつでもどこでも繰り返し使える、日本の伝統美・機能美の「風呂敷」に、再び注目しました。

「風呂敷」を使った「SDGs」の表現

地域共創装飾プロジェクトがお届けするのは、風呂敷を使って循環を表した装飾。大正2年創業、京都府にある馬場染工場（ばんばせんこうじょう）にご協力をいただき、1階スペース・オブ・ギンザでは、SDGsの17色をイメージした巨大な風呂敷を使って青空にSDGsの輪（虹）をかけます。
※展開：5月31日（火）まで

オリジナル風呂敷販売中

装飾で使用している風呂敷の中から8色を、オリジナル風呂敷として販売。
縁起の良い伝統紋様の唐草をグラフィックデザイナー、佐藤卓氏が再解釈。連なるようにデザインされた２つの柄は「繋がり」を表し、脈々と続く繁栄を表しています。

〈馬場染工場〉松屋オリジナル風呂敷
税込2,200 円（サイズ：約 70cm×70cm）

◆7階おりふし Gift Lounge

風呂敷の基本の包み方である「お使い包み」。
サステナブルな品物を選び、なんでも包め繰り返し使える風呂敷で贈り物。
ちょっとした包み方の気遣いポイントをご紹介します。

包んだサステナブルギフトはこちら

繰り返し使える麻素材のコーヒーフィルターや、1つで様々な用途に活躍する折敷など、ご自宅で豊かなコーヒータイムを過ごしていただくためのセットをご用意いたしました。

エシカルなコーヒータイムセット
税込16,130円

【セット内容】
・〈聖山〉折敷(240×240mm)
・〈mafu a mano〉コーヒーフィルター
・〈mafu a mano〉ドリッパー
・〈TSUJIMURA〉そして、訪れ(葛菓子)
※ポットは参考商品です。

◆7階 N･A･R･A T･E･I･B･A･N

※表示価格は全て税込です。
※先着順、準備数がなくなり次第終了。

※写真はイメージを含みます。

「なんでも包むことのできる自由な一枚」だからこそ、使い方いろいろ。
バッグの中に一枚忍ばせていると便利です。
ここでは使い方の一例をご紹介します。