ジュエリー界のNEWスタンダード！松屋銀座からいち早くデビューします

私たちにとってファッションは、不要不急？そんな問いかけのなかでのスタートとなったジュエリーブランド『エネイ』。でも、もっと前からはじまっていた“検索してから買う”というショッピングスタイルの変化に対し、松屋銀座1階MD担当（当時）の島田さんは扱うべき商品について考えていました。

島田さん

「お客様側である程度の事前情報を手に入れられる今、商品には“それでなくてはならない理由”が不可欠。これまで以上に意味や価値のあるものをお届けしなくてはと、日々考えていました。同時にいいものを長く使っていただきたいという想いもあり、ジュエリーに注目していたのです。そんな頃、NYの知人からラボグロウンダイヤモンドの存在を耳にし、心底共感しましたね。そして、いちからブランドを立ち上げようと決めました」

日本ではまだまだ認知度の低いラボグロウンダイヤモンドですが、欧米では3〜4年前から急速に市場を拡大している話題の石。その価値も、たとえばアメリカでは“天然のダイヤモンドと同じ”と連邦取引委員会が正式に認められています。

島田さん

「世界中の人々を魅了するダイヤモンドですが、採掘時の環境破壊、紛争問題、児童労働や採掘の労働環境などが問題視されるようになってきました。あの輝きを手に入れるため、今まで多くの人が沈黙を続けてきました。そんな世界中が追い求める石を人間の技術で再現できたなんて、まさにサスティナブルな時代のための石です」

ラボグロウンダイヤモンドは、人も環境も傷つけず天然と寸分変わらない美しさを放つ、新時代のために生まれた石です。『エネイ』も、ラボグロウンダイヤモンドのように時代にフィットした存在を目指します。

田上さん

「私がこれまで関わってきたビューティー界でも、多くの人がサスティナブルな考え方に賛同しています。対象がジュエリーになっても、時代に寄り添う女性像や価値観など伝えたいメッセージは同じです。自分も“1人のお客様”としてジュエリーに向き合いたいと感じました」

ブランド名『エネイ』の由来は、“any（エニー）”と“energy（エナジー）”。新しい時代の価値観や世の中をよくしたいという想い、サスティナブルな考えなど、さまざまな角度から島田さんの想いに共感した田上さんが名づけました。

田上さん

「コミュニケーションへの欲求など、コロナ禍で私たちは“より人間らしい自分”を目の当たりにしました。そんなときだからこそジュエリーの本質についても熟考できた気がします。“循環”が鍵となる未来に向け、『エネイ』を通じてファッション界で心地よい風をもたらしたいですね」

島田さん

「天然石の魅力のひとつに“石のもつパワー”があります。先人たちが、途方もない年月を地中で過ごした石に地球のエナジーを感じたのは自然のことでしょう。しかし、新しい時代の石は、ゼロベース。『エネイ』の扱うラボグロウンダイヤモンドは、できたてのまっさらなところが強みです。私たちの想いはもちろん、身につける方の想いを込めていけるものとして楽しんでいただけたらと思います」

田上さん

「今、自分が使っているものを次の世代へ、そのまた次の世代へと受け継いでいくことで唯一無二のパワーをもつジュエリーになる。そんな“育てる”楽しみをもつアイテムとして定着していって欲しいです」

ラボグロウンダイヤモンドの見た目の魅力は、天然のダイヤモンドとまったく同じ。サイズの大きな石には鑑定書がつき、こちらも天然のダイヤモンドと同じ4Cクオリティで表されています。ただし、人の手でつくられても先例の養殖真珠同様、でき上がりの品質には差が出ます。

島田さん

「松屋という百貨店が立ち上げるブランドです。品質にこだわることは大前提でした。天然のダイヤモンドを愛用されているお客様にもご納得いただける品質だけを選び、『エネイ』に取り入れています」

田上さん

「デザインは、毎日気軽に使えることをテーマにしました。フォーマルすぎず安っぽくもない、ジュエリーとアクセサリーの間のような存在。どんなファッションにも、ライフスタイルにもしっくりくる、と感じていただけたらうれしいですね」

幅広い世代がその価値観と見た目、どちらにも共感して身につけられる『エネイ』。これまでなかった“まっさらなダイヤモンド”にどんな想いを重ねていこうか……、そんな楽しみをもつ、一緒に育っていくジュエリーがこれからのスタンダードになるかもしれません。

デジタルでは解決できない、あなたの気持ちの奥深くにひびくもの。ぜひ、見つけてみてください。