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スポーツ・ゴルフ

私、松屋銀座の屋上でゴルフを習っています!
vol.03 ゴルフのイメージといえば、やっぱりこれ!「ドライバー」でフルスイングの醍醐味を味わう

松屋銀座屋上にあるゴルフスクール『オン・ザ・グリーン』。 こちらに通うゴルフ初心者さんのコースデビューをまでレポートする連載です。 3回目となる本記事は、「ドライバーで打ってみよう」! クラブを思い切り振り切る楽しさ、そして難しさを、ぜひ皆様も想像しながらご一読ください♪
もっとも飛距離が出るドライバー!
難しいけど、うまく打てると気分爽快!

 

本連載の主人公は、松屋入社1年目・ゴルフ初心者の小網さん。コースデビューを目指してスクールに通う模様をレポートしています。

今回習うドライバーは、各コースの1打目で使用するクラブです。前回登場したアイアンとは違い、シャフトが長くヘッドにボリュームがあります。

「さっき少し振ってみたんですが、ボールにうまく当たる気がしません…苦笑。これまでよりもクラブが長いし、見た目より軽くてまだ戸惑ってます!」(小網さん)

 

「初心者の方の多くは“思い切り振ろう!”と、りきみがちです。まずはリラックスして振るところから始めましょう!」と、インストラクター・田中プロのレクチャーが始まります。

 

こちらがゴムティー

 

ドライバーショットは地面に直接ボールを置かず、ティーという台座(レッスン場にはゴムタイプが備え付けられています)に乗せて打ちます。そのため各コースの1打目だけ、打点が高くなるのです。

「ボールの高さの目安は、ドライバーのヘッドから上半分が出るくらい。打点のベスポジはヘッドのマークを目印にしましょう」(田中プロ)

 

アイアンでは地面をこする感じでスイングするよう習いましたが、ドライバーはティーに乗せたボールを打つためヘッドは地面をこすらないという違いがあります。

はい、ドライバーとボールの位置関係はこんな感じです!

 

 

打点の高さやシャフトの長さがこれまでと違うドライバーは、構え方や打ち方のポイントも多少違ってくるのですが…、「まずは思った通りに構えて、打ってみましょうか!」と、田中プロ。

 

さっそく小網さん、構えてフルスイング!

 

 

残念っ!ボールはすました顔でゴムティーに鎮座したままです。

「いえいえ、ほとんどの方が最初は当たりません。全体的にはキレイなフォームをしているので、ここから掴むべきポイントをお伝えしていきましょうね」(田中プロ)

 

スイングの基本工程&意識すべきポイントは、バックスイング(振り上げる)、トップ(振り上げた頂点)、ダウンスイング(振り下ろす)、フィニッシュ(振り下ろした最終形)の4つ。

 

 

「今の小網さんのスイングは、①手首に力が入っていてトップの位置がズレてしまう②腰がひねられていないため腕の力だけで打ってしまう③ゴールが明確でないからフィニッシュの姿勢が甘い、というざっくり3点の調整が必要。でもこれらを意識するだけで、大きく変わるはずですよ」(田中プロ)

田中プロの指導のもと素振りを重ねていくと…、確かにフィニッシュの姿勢が格段に変わり、サマになっています!

 

このフィニッシュの姿勢は、スイングのクセ付けのため振り切った後3秒ほどキープすることが重要です。どんなにミススイングをしても、3秒キープ!これを続けていると、「あ、何だかいい感じ♪」というバランスのいい軌道=正しい振り切り先が掴めてくるのだとか。実践的なイメージトレーニングのようですね。

 

さて、腰のひねりについては下半身の使い方が肝になります。

「右利きの人は、右の内ももを左の内ももへくっつけるようにひねります」(田中プロ)

 

 

右足はつま先立ちに、左足は地面からほぼ離れない、という点も遵守すべきポイント。

「スイングの姿勢については何となく理解できました!でも、毎回同じようにクラブを振れなくて…。だからボールにうまく当てられないんですよね?」(小網さん)

 

「そうですね、ポイントが理解できたら素振りを繰り返していい軌道をインプットするのみ!クラブなしででも、毎日イメージしながら素振りをしてみてください」(田中プロ)

 

悩める小網さんに田中プロが提案したのは、ドライバーを持って左右に揺らす、という練習。

 

 

「初心者は軌道がぐにゃぐにゃしてしまうのが、むしろ普通。クラブを何度も何度も左右にブラブラと揺らしていると、不思議とどこかで安定してくるんです。それが、自分なりのベストな軌道。そこを掴んで欲しいんです!」(田中プロ)

 

アドバイス通り、ゴムティーに当てながら素振りを繰り返す小網さん。

 

最初は振り幅を小さく、徐々に大きくしていきフルスイングへと近づけていきます。ヘッドがゴムティーに当たらなかったら、その振り幅からが不安定な証拠。何度もやり直し、距離や高さなどのバランスを自分のものにしていきます。

 

コツを掴みかけたところで、次は自分のスイングを映像でチェックするレッスンへ。

 

 

うまく打てなかった原因を客観的に見ると、クラブのコントロール精度が上がるそう。

 

1回目の映像をチェックすると、クラブはボールの上を通って空振り。それを踏まえて振った2回目、しっかりボールをとらえました!

 

 

3回目、ボールの前をクラブが通る空振り。それをチェックした4回目、ボールはビュンッと前方へ。やはり「見る」ことが進歩へと繋がっているようですね!

 

今回の小網さんのレッスンは、迫るコースデビューに向けたかなり急ピッチな内容。通常は「当たらない」ということがトラウマにならないよう、もう少し練習を重ねてからドライバーのレッスンをするそうです。

ちなみにここで、田中プロにドライバーのお手本スイングを披露してもらいました!

 

「小網さんは、身体が柔らかくて基本のスイングはキレイです。あとは、ボールとの距離感を育てて慣れていくだけ。自宅でもスイングの練習をがんばってください!」(田中プロ)

「先生は簡単に振っているように見えるのに、自分のスイングの姿勢ってこんなに違うんだと驚きました!そして…、すでに筋肉痛になりそうです(笑)」(小網さん)

 

ちょっぴり弱音を吐きつつも、負けず嫌いな性格が溢れ出て黙々と練習を続ける小網さん。 自宅でのイメトレだけでは飽き足らず、打ちっぱなしとしてゴルフテラスもたびたび訪れていました。

 

ちなみにこちらのゴルフテラスでは、打ちっぱなしとしても気軽に利用できるのです。

(レッスンの予約状況によっては、ご使用いただけない時間もございます。事前にお電話でお問い合わせいただくことをオススメします!)

小網さんは、この自主練のおかげで田中プロ直伝の「ドライバーを振るコツ」、習得したようです!

 

さて、次回はコースデビュー前の最終レッスン・パターの回!グリーンで「神経全集中」の小網さんの姿、ぜひチェックしてくださいね♪

松屋銀座ゴルフスクール『オン・ザ・グリーン』では、ライフスタイルに合わせた複数のレッスンメニューをご用意しています。

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