月々日々に美味しいレシピ vol.1

旬の食材を活かした料理を、料理家・長谷川弓子さんがご紹介。 月々のレシピの積み重ねが、日々の豊かな食卓につながりますように、という願いを込めて。
プロフィール
長谷川 弓子 氏
料理家、栄養士。明治大学卒業後、社会人経験をしたのち、近茶流宗家柳原一成氏、柳原尚之氏に師事し、日本料理を学ぶ。現在、聖徳大学短期大学部准教授として調理実習などを担当する。主な著書は『季節の魚料理』(扶桑社)。

だしの取り方

材料(1ℓ分)

● 昆布 18cm長さ

● 鰹削り節 15~20g
● 水 1200㏄

作り方

1. 昆布は軽く水洗いをする。鍋に水と昆布を入れ、中火にかける。昆布が開き、鍋底にポツポツと小さな泡が見えはじめたら(約65℃)、昆布は取り出す。

 

2. 1の鍋を沸騰させ、沸いたら火を消し、削り節を入れ、静かに1分ほどおく。

 

3. ざるにぬれ布巾をかけ、ボールの上に置き、2を漉す。

 

4. 布巾の四隅を合わせ、ぎゅっと絞る。

ほうれん草とトマトのかきたま汁

材料(2〜3人分)

● A(だし 450㏄、薄口しょうゆ 小さじ1/2、塩 小さじ1/2)

● ほうれん草 1株(30g)
● フルーツトマト 1個
● 卵 1個

● 片栗粉 大さじ1/2
● 粗びき黒コショウ 少々

作り方

1. ほうれん草を熱湯でゆでて水にとり、水気を絞って3〜4cm長さに切る。

 

2. フルーツトマトを熱湯で皮を湯むきにし、8等分のくし形切りにする。

※トマトの皮の湯むき方法 へたをくりぬき、皮目に一カ所切り込みを入れる。鍋で湯を沸かし、トマトをへたのあった方を下にして入れ、15~20秒ほどつける。皮がめくれてきたら取り出して氷水につけ、皮をむく。

 

3. 片栗粉を同量の水で溶いておく。

 

4. 卵をよく溶いておく。

 

5. Aのだしを温めてから調味し、水溶き片栗粉を加える。

 

6. 5が沸いたところで卵を入れて、一呼吸おいてから一度にかき混ぜ、かきたま汁にする。

 

7. 6にほうれん草、トマトを加え、温まったら器に盛りつけ、粗びき黒コショウをふる。

今月のレシピに登場した商品

〈山吉國澤百馬商店〉鹿児島産 鰹本枯節(40g)

562円

■銀座店地下2階グロッサリー

 

銀座店地下2階では、旬の食材を多数取り揃えています。 お気軽にお立ち寄りください。

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