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特別展 白洲正子ときもの

2016年12月27日(火) - 2017年1月16日(月)
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<12月31日(土)は18:00閉場。1月1日(祝・日)は休業。1月2日(振・月)は9:30開場、19:30閉場。最終日17:00閉場。入場は閉場の30分前まで>
88年の生涯を通じて独自の美意識を貫いた随筆家・白洲正子(1910-1998)。正子にとって“きもの”もまた、美を語るうえで欠かせない対象であり、取材や著作において多くの言葉を残しています。 銀座で染織工芸の店「こうげい」を始めたのは46歳のとき。職人の技と、工芸作家の創意を結びつけることを理想とし、織りや染めの作り手と交流を深め、自身が美しいと感じる着物を世に広めました。能や骨董に没頭し、それらがおのずと自身の生活や執筆活動に取り込まれていったように、着物も常に正子の身近にあり、自宅で骨董を手にするとき、書斎で原稿に取り組むときなど、暮らしの折々に好みの着物を身につけました。 本展では、正子が母から受け継いだ帯や能舞台に立った時の着物、白洲邸武相荘での暮らしぶりを感じさせる季節ごとの着物や和装小物、日常に用いた器や書斎で愛用した品々など約150点を展観。白洲正子が愛した“きもの”の魅力をご紹介いたします。
旧白洲邸武相荘
着物 織:柳悦博 染:古澤万千子
小袖 梅菊牡丹雲立涌模様
羽織 田島隆夫 着物 菊池洋守
胴服 織:田島隆夫 染:古澤万千子
帯 有平縞更紗 井出孝造
着物 結城紬
竹籠と更紗の袋物など
プロフィール
白洲正子 1910-1998
樺山伯爵の次女として生まれ、幼少より能の世界に触れて育つ。14歳でアメリカに留学。帰国後、白洲次郎と結婚。戦後は小林秀雄、青山二郎らとの交流を通じて文学、骨董の世界に踏みこんでいく。 『能面』『かくれ里』などの著書で知られる。生涯を通じて、権威や世評にとらわれない独自の「美」の世界を求め続けた。88歳で逝去。 撮影=野中昭夫/青木 登 写真提供=新潮社

入場料
一般 高大生 中学生 小学生
通常 1,000円 700円 500円 300円
前売券 700円 500円 400円 -
通常
一般 1,000円
高大生 700円
中学生 500円
小学生 300円
前売券
一般 700円
高大生 500円
中学生 400円
小学生 -

(ローソンチケット:Lコード34931、セブンイレブン:セブンコード050-437、チケットぴあ:Pコード768-012、ヤフーパスマーケットにて12月26日(月)まで販売。)

協賛・企画協力
主催
朝日新聞社
監修
旧白洲邸武相荘
協力
新潮社
新刊書籍

※表示価格はすべて税込です。

『白洲正子のおしゃれ 心を磨く88の言葉』
1,620円
美の目利きによるおしゃれの秘訣、潔く生きるための知恵に溢れた至言集。愛した着物や帯も多数収載! 判型/四六変小(127×188mm)・ハードカバー・176ページ 新潮社刊
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