つなぐモノ

生産者・生産地の想いが詰まった「つなぐモノ」たち

香川県・福島県・埼玉県(蔵元)

〈職人醤油〉
弓削多醤油  木桶仕込しょうゆ、  

ヤマロク醤油  鶴醤、  
鈴木醤油店  平右衛門

地下2階グロッサリー

途絶えさせてはならない
木桶を未来につなぐ醤油たち

昔ながらの木桶仕込みの醤油は、現在では流通量はたったの1%未満。そんな日本古来の作り方にこだわる醤油たちです。
『鶴醤』は熟成期間の長い濃厚な醤油。深いコクとまろやかさを極限まで追求しています。わさび醤油でステーキや赤身の刺身にはもちろん、バニラアイスにかけるとキャラメル風味に。
『木桶仕込しょうゆ』は、3本の中ではもっともさっぱりしています。澄んだ香りとあっさりとした味わいで濃口の入門編としておすすめ。原材料は埼玉県産の大豆と小麦。市販の納豆とも相性抜群。
前出2つの中間にあるのが、『平右衛門』。炊きたてのごはんに直接かけて味わうと、優しい香りとまろやかな甘みを感じられます。麹蓋という伝統的な道具による麹作りを続け、素朴さと独特の力強さが魅力です。
〈職人醤油〉 弓削多醤油  木桶仕込しょうゆ  432円、  ヤマロク醤油  鶴醤  486円、  鈴木醤油店  平右衛門  486円
※職人醤油の容量はすべて100mlです。
※表示価格はすべて税込です。

蔵元について

絶滅の危機にあった醤油を仕込むための木桶を作る職人を増やそうと、『ヤマロク醤油』の山本康夫さんが全国の醸造メーカーに声をかけて“木桶職人復活プロジェクト”がスタート。

『ヤマロク醤油』
徹底的に商品を絞り込み、国産原料と木桶で仕込んだ醤油をそろえる。醤油の郷としても知られる香川県小豆島で、その環境と次世代を見据えた理念を貫き続ける。

『鈴木醤油店』
福島県で創業130年を迎えた家族経営の小さな醸造蔵。農業と醸造業を営み続け、醤油や味噌、りんごも手掛ける。麹蓋と木桶による昔ながらの手造り醤油を若夫婦が追求している。

『弓削多醤油』
埼玉県坂戸市にて大正12年創業。国産原料の醤油にこだわり、ラインアップには加熱殺菌も精密ろ過もしていない、酵母菌・乳酸菌が生きた生醤油も。