社員インタビュー接客でお客様に「新しさ」と「感動」を届けたい。


本店 自主運営部 婦人課 マネージャー
西尾 紗也子NISHIO SAYAKO
2019年度入社
- 経歴:婦人雑貨売場⇒現職
本店 自主運営部 婦人課 マネージャー
西尾 紗也子NISHIO SAYAKO
2019年度入社
自主運営部は、自分たちで仕入れた商品を自分たちで販売するという、百貨店の原点ともいえる業務を担う部署です。私たちの係は、婦人雑貨・婦人靴・婦人靴下の売場と「リタズダイアリー」というセレクトショップを任されています。私は、マネージャーとして、売場で接客や販売をしつつ、総勢60名ほどのチームを統括し、部下やお取引先販売員の指導・育成をしています。バイヤーが商品を展開していくのに対し、マネージャーはバイヤーの計画に基づいてチームをマネジメントし、販売体制を実現できるように整えていくのが役目ですね。
商品展開や接客サービスで「新しさ」と「感動」をお客様に提供していくことが、私たち自主運営部の最大のミッションです。マネージャーの立場としては、このミッションを達成するために、係内のチームワークやサービスレベルの向上、従業員(クルー)が楽しく接客できるよう働きやすい環境を作ることに日々務めています。例えば、販売計画に基づいて、売れ行きの良い週や曜日に合わせてシフトを組んだり、各メンバーの役割に合わせて仕事のスケジュール組みをしたり。打ち出していきたい商品があるときは、情報がチーム全体に伝わるよう情報共有を強化しています。加えて、メンバーみんなが気持ちよく接客できる環境を整えています。
松屋には中途採用で入社しました。新卒で入社したのは銀座にある別の百貨店で、そこで販売を経験。次に転職した輸入商社では営業を担当し、松屋で再び販売に戻りました。営業時代も充実していたのですが、自分が営業した商品がお客様にどのように受け止められているのか見届けることができず、モヤモヤしていました。そのようなとき、お取引先の百貨店で催事を開催することがありました。私もサポートという形で販売に入ったところ、お客様の反応が直接伝わってくる販売の仕事に改めて魅力を感じました。もう一度販売をやろうと決意を固め、以前から憧れていた松屋の門を叩きました。いま念願叶ってまた売場に立ち、自分が身に付けた知識でお客様に喜んでいただくことに、とてもやりがいを感じます。お客様が何を求めているのか、どうしたら松屋をもっと好きになっていただけるのかというところは、売場でお客様とやりとりをしている中で、日々学ばせていただいています。私にとって、お客様は「気づかせてくださる存在」ですね。
3か月前に新体制として3つの売場が統合して一つの係になりました。それまで別々のルールに基づいて運営されてきた複数の売場が、ある日を境に一つになったわけですから、なかなか一筋縄にはいきません。今はメンバーをまとめ、全員に同じ方向を向いてもらうことがマネージャーとしての私の使命です。全体で一つの係ですので、元々いた売場のことしか知らないということでは成立しません。婦人雑貨を担当している人でも、婦人靴や靴下のことも徐々に知っていかないとなりません。これはメンバー全員の課題ですが、チームをまとめる上で、まずは私が先に動かないと、周りも動いてくれないと思っています。自分がどう行動したらメンバーに届けることができるのか、まだまだ試行錯誤を重ねる日々です。松屋の社員、パートナー、お取引先・・様々な立場のクルーが集まっているので、一人ひとりに合った方法で伝えていかないと、この人には伝わったけどこの人には伝わらない・・ということも出てきてしまいます。発展途上ではありますが、最初の頃に比べると、だんだんみんなが同じ方向を向いてきたかな?と感じています。
マネージャー職を任されたときは、不安でした。これまでの人生を振り返ってみても、チームを率いるリーダーのような経験がなかったためです。そんな私でも何とかやってこられたのは、上司やアシスタントマネージャーが支えてくれているからです。松屋は人がいいな、というのを常々感じています。何か困ったことがあったときには、本当にいろいろな人が助けてくれる。上司だけではなく、先輩・後輩社員、アルバイトの方々などポジションが違うクルー同士であっても分け隔てなくサポートし合える雰囲気があります。困ったときには必ず、誰かが手を差し伸べてくれる。そんな環境が松屋にはあると思います。