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MATSUYAの「人」と「仕事」

★柏木 雄一
浅草店 食品

【経歴】

1999年4月  入社 銀座店 1F 婦人雑貨
2001年    浅草店 販売促進
2004年    現職(2007年3月 マネージャーに昇進)

顔写真
 
勢いと、先を見据える目で、マネージャーという目標へ
情景写真漠然と、いつか商売をしてみたいと思って百貨店を就職先に。松屋を選んだのは、当時から他の百貨店と異なる個性を持っていたからです。自身を鍛えるために「とにかく忙しいところに配属してください」とお願いしたのが10年前。以降「今できることを一生懸命に」という姿勢でチャレンジを繰り返し、10年後の今、マネージャーとしてフロアに立っています。現在は、バイヤーを兼務しながら、30店舗ほどのテナント管理と買取商品の仕入、販売促進、催事企画運営などを担当。マネージャーという役職はひとつの目標でしたので、明快なキャリアアップ制度を用意し、自身のステップアップをサポートしてくれた会社に感謝しています。振り返れば、銀座店で希望通り「婦人雑貨」に配属され、その後「販売促進」を経験しておくことも将来役立つかも」という思いから「販売促進」に移ってチラシを作りながら広告表現についての知識を身につけ、そして今は、浅草店の「和洋菓子」。そのすべてのステップにおいて、常に高いモチベーションを持って目の前の仕事に取り組んできたことが、そのまま今の自分の力になっている気がします。販売促進に配属されていた時に、作りたい広告のイメージを相手に具体的に伝えたいと思って取得した「カラーコーディネーター」の資格もまた、どこかのタイミングで役に立つ時がくるかと(笑)…。
「人の管理」という、マネージャーとしての最重要課題
数字を管理することはもちろん、マネージャーとして一番求められるのは、やはり人の管理。部下に対しても、お取引先に対しても、管理職という立場で接するわけですから、人の気持ちを考えながら、相手の性格や関係性を理解しながらコミュニケーションしなければいけません。なぜなら、仕事に関わるすべての人のモチベーションを上げることが、最終的に売上げという数字に返ってくるからです。スペシャルアイテムを用意して売上アップを狙うことも大切ですが、「販売店のスタッフが、気持ちよく働ける環境を作る」ことを優先する方が売上げにダイレクトに反映されます。その事実は、私にとって、大きな発見でした。
だからこそ、やる気に満ちあふれている人には、「良い商品を見つけたらどんどん提案してほしい!」と背中を押し、気持ちが足りない人には、怒ると同時に「ずっと一緒に仕事をしたいと思っているからこそ、一緒に力を合わせて頑張って欲しいんだ」と背中を撫でる。たとえミスを叱責しても翌日にはミスを忘れてあげる、一人ひとりに対して、そのような心遣いを忘れずに実践できるマネージャーでありたいと思います。あと私が心かげているのは、「頼まれたら嫌だな」と部下が思うような仕事は、まず上司である自分が率先してやるということ。言葉でなく背中で語りかけるのもまた、ひとつのメッセージの伝え方ですから。ちなみに、その教えは、私自身が上司の背中を見て学んだことでもあります。
ゼミで学んだ、発見した、人を束ねるための知恵
情景写真マネージャーになるために不可欠な「マネジメントゼミナール」で学んだことも、人とのコミュニケーションを考える上で、大きなヒントとなりました。5月から9月まで、月1回のペースで行われ、色々なカリキュラムが用意されているのですが、個人的に一番の収穫だったのは「エニアグラム」。簡単に言えば性格診断のようなもので、まずは自分の人間としてのキャラクターを理解し、その上で相手のタイプによって話し方を変えることで、理想のコミュニケーションを試みるというもの。実験を通して、同じ質問をしたにもかかわらず、同じ答えの人がいないという結果が出てきた時は、本当に驚きました。つまり、このゼミで学んだことは、「人を束ねるには、一人ひとりの性格を判断して、それにあったマネジメントをしていかないといけない」ということ。まさに、今の仕事に直接的に関わる知恵を、実践を通して理解することができました。
また、マネージャーになるために通過しなければいけない「係長昇格試験」で問われたのは、問題提起・分析を含めた「問題解決能力」。ちなみに私がプレゼンしたのは「接客の技術と心、双方をバランスよく備えた総合的なスキルをいかに作り上げるか」というテーマ。評価のポイントは「問題意識を持っているか否か」だったようで、幸運にも合格することができました。マネージャーとなった今でも、「人にモチベーションを持ち続けてもらうためにどう接したらいいのか?」というのは現在進行形の課題。日々、勉強ですね。
目がウルウルすることも、ガッツポーズをつくることも…
マネージャーになってからというもの、いろいろな無理難題が目の前に立ちふさがりましたが、それもまた自分を成長させるための課題だと思って乗り越えてきました。マネージャーになって早々、急遽テナントの退店が決まり、3ヶ月という限られた時間の中でゼロから出店交渉をし、なんとかオープンにこぎ着けた時は感極まって目がウルウル。また、人が集まるか不安だった催事に行列が出来てくれた時なども、嬉しくて思わずガッツポーズが出てしまいますね。
マネージャーという立場になって責任は大きくなりましたが、同じだけ喜びも大きい。これからも、浅草という場所ならでは「下町のお菓子なら、なんでも揃うよ!」的な下町特化アプローチで、売場の空気に活気をもたせ、その空間を共有するスタッフ達の心をひとつにし、一緒になって盛り上げていきたいと思います。
余談ですが…
良い職場環境づくりという意味で言うと、自ら率先して休むようにしています。そうすることで、逆に仕事に対するモチベーションが上がります。あと、上司が休まないと部下が休みづらい、ということもありますし。休みの日は早朝から趣味のサーフィンを楽しんで、その後に近くのデパートを視察がてらブラブラして、あとはゆっくり…というパターンですね。オンとオフのバランスをとり、リフレッシュし、自分の心をマネジメントすることもまた、マネージャー素養のひとつ!?かもしれません(笑)。
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