学生時代のゼミが消費者行動分析だったこともあって、就活初めの頃はメーカーの営業や金融サービスも検討しました。でも最終的には人と人が直接接するサービス業がいいな、と。しかもチェーン店ではなく、基本を崩さない程度に自分の裁量で思うサービスが提供でき、衣・食・住と人の一生のすべてに関われる百貨店が自分に向いている気がしたんです。 それから、入社後すぐチャンスが回ってきそうな、店舗の少ない百貨店を狙っていきました。松屋は銀座店、浅草店とも立地特性を活かしていて、同じ会社なのに全然違うお店に見えるというのが魅力的でした。また先輩に話を伺ってもとてもアットホームだよっていう事でしたし。OB訪問や学内セミナーを通じて、松屋に絞られていきましたね。
お取引先の中には数量的に百貨店との取引に耐えられないとか、百貨店にあまり魅力を感じない会社もいらっしゃいます。別にウチは百貨店に出店してまで、みんなに買ってもらわなくてもいいという先方のプライドを、どれだけ壊さずに取引を成立させられるのか悩みました。 松屋の経営方針に『共存共栄』という言葉があります。お取引先あっての松屋なので、共に栄えていこうという意味なんですが、私はこの言葉がとても好きなんです。催事で使い捨て、っていうお取引はしたくない。催事に参加されることでお取引先にも宣伝になると思うし、お取引先も松屋も共にメリットがあり、そしてお客様も満足される関係になって初めて、私たちの仕事って完結すると思うんです。