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連載・ホンモノ

Vol.49 ザ スローウエア ストア ※2017年1月31日をもって退店いたしました。

2015年8月26日更新

当たり前のように手をかける。4つのブランドが共有する哲学

例えばパターン(型紙)は、長く着られるからこそ、陳腐化しない"長持ち"するシルエットが必要だ。ミリ単位でパターンを調整し、毎年マイナーチェンジを加えている。パンツのセンタープレスも、よく見ると中心より少し外側にある。位置がずれているように見え、ぺたんと平たく折り畳むことができないので、不思議に思う。しかしそれは立体である体が入ったときに、パンツの真ん中にラインが来るようにあえてずらした、必然の細工だ。
パンツを裏返せば、さらに丁寧な作りが一目瞭然。股部分には、生地が擦れて摩耗しないよう"シック"と呼ばれる別布を施している。細身のシルエットに合わせて、ベルトループも8mmとかなり細い。しかもよく見ると、袋縫いになっているのが分かる。インコテックスでは、このベルトループを実現するために、独自に機械まで開発したのだ。尻ポケットの縁は、3mmほどしかなく、シルエットを邪魔することがない。やしの実をくりぬいて作ったコロツィオ(コロゾ)ボタンなどを用い、それを素材の色に合わせ30から40色ほど用意して、最適な色を選んでいる。

こんなこだわりは、他の3ブランドにも共通している。
1986年に創業したニットブランドのザノーネは、シンプルだが、スタイリッシュなアイテムをラインアップ。昨今N.Y.などを中心に、極端に装飾を排除した「ノームコア」というスタイルがあるが、それに通じるミニマムなラインが得意だ。春夏の定番商品、カットソーは、化学的な加工を一切行わず、糸を強く撚って肌に当たる表面積を少なくし体感温度を下げる「アイスコットン」など、機能的なアイテムも少なくない。秋冬には、定番のタートルネックに加え、ヤクとベビーキャメルという上質の素材を使ったニットが登場する。ローゲージだがゴワつかず、ごく細身のモードな仕上がりだ。こちらも糸の自社工場を持っており、そんなところも、スローウエアのポリシーを通底している。

モンテドーロは、1958年創業のアウターやレインコートを専門にしていたブランド。現在は、オンにもオフにも通用する、モダンで遊び心のあるジャケット、アウターを展開している。ドレスアップもドレスダウンも思いのままという着回しのきくデザインが得意だ。今シーズンは、同じ生地を用いてモンテドーロはジャケットを、インコテックスがパンツを、という風に同じグループで仕事をするからこそ、それぞれの強みを生かした最強のセットアップも提案している。

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