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連載・ホンモノ

Vol.45 真木テキスタイルスタジオ

2015年2月18日更新

東京郊外、あきる野市。インドで出会った野生のシルクに魅せられた真木千秋さんは、約25年間、この地で手織物の創作活動を続けてきた。大切にしているのは、暮らしの中から生まれる心地のいい手織物。自然の風合いと優しい色使い、使えば使うほど肌に馴染む独特の質感には、真木さんが愛してやまない“手仕事”への想いが込められている。

運命的な出会いから生まれた、「天女の衣」のようなストール

築180年の古民家に手を入れて造られた、「真木テキスタイルスタジオ」の工房「竹の家」。傍の直営ショップ「竹林shop」には、さまざまな種類の手織物が並んでいる。定番は、独特の風合いを持つシルクのストール。質感は滑らかというよりシャリっとした印象だ。使い込むほどに持ち主の手に馴染んでいき、ふんわりと柔らかくなっていく素材だとか。しっかりとしたコシがありながら、でもほおずりしたくなる触り心地。そう「天女の衣」が本当にあるとすれば、こんな感じかもしれない。

ストールやマフラーなどの小物以外にも、ジャケット、コート、チュニック、パンツといったアイテム、クッションカバーやシーツなどのインテリアアイテム、コースターや布巾など、暮らしに使う布製品がそろう。共通しているのは、真木さんが「これ!」と見込んだ素材を使っていること。職人による手仕事から生まれた製品であること。そして何より、「着て、使って、気持ちのいいもの」であること。

スタジオを主催する真木さんは、日本とアメリカでテキスタイルを学び、やがて手紡ぎや手織りに興味が移り、織物のルーツを求めて世界各国を訪ね歩くうち、インドへ行き着いた。その地で運命的な出会いを遂げたのがタッサーシルク。養蚕ではなく、野生のカイコから作られるシルクで、私たちの持つ「絹」のイメージとは随分違う。繭の色は白ではなく茶色や黄色で、糸も1本1本の繊維が丈夫で太いものも細いものもある。
「これは何? というのが第一印象でした。ゴワゴワしていて、シルクというより麻みたい。でも、私はすごく惹かれました。こんな力強くて美しいシルクがあるなら、私も織ってみたいと思ったんです」
そこで真木さんは、インドへ渡って現地の職人たちと共に創作活動をスタート。1990年からはあきる野市に移り住み、その後「竹の家」をオープンした。今はここで織りのサンプルを製作し、インドの工房では現地の職人が本製作している。

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