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連載・ホンモノ

Vol.41 だし工房 宗達 ※2016年2月22日をもって退店いたしました。

2014年9月17日更新

「だしをドリップする」 斬新な発想から生まれた新商品

「だし工房 宗達」が満を持して発売した「行平」だったが、実は期待したほどには売れなかった。粉末や顆粒のだし製品に馴れている人にとっては、漉すという行為すら面倒だったのだろう。もっと手軽に本物のだしを取る方法はないものか。小山氏は巷にある急須状の「だしポット」を試してみたが、「行平」を入れても全体にお湯が行き渡らず、上手くだしが取れなかった。お湯が全体に行き渡り、なおかつ数分間、だしを溜められる特別な器が必要だったのだ。

そこで見つけたのが、海外製のドリッパー。これにフィルターをセットし、受け用に耐熱計量カップを組み合わせた。フィルターに「行平」1袋を入れてお湯を注ぎ、1〜2分待つ。ドリッパーをカップに乗せると、自動的にだしが落ちるという仕組み。コーヒーをドリップするようにだしを取るというこのユニークな商品は、「一番だしスターターキット出だし」という商品名で販売されている。
「これは反響が大きく、行平の販売も大きく伸びました。ドリップする様子が見ていて楽しいと、若いお客様にも好評です」

さらに「計量カップに入っただし」という斬新さは、消費者の発想にも影響を与えている。「行平」をポトフやミネストローネのような洋食に応用したり、これまで使わなかった料理にも思わず、かけてみたりしたくなるのだ。「だし工房 宗達」も、自社のホームページでさまざまな「だしのレシピ」を紹介している。

本物の良さを後世に伝えるためには、時には時代に則した手段も必要だ。だしを取る面倒な行為を楽しみに変えることで一気にファンを増やした「だし工房 宗達」は、その典型と言えるだろう。また、小山氏は食文化としてのだしの役割を広めるため、小学校での食育活動にも力を入れている。そうした姿勢は「自分の子供に食べさせたいものを販売したい」という、松屋銀座食品部の考え方に通じている。その思いが2014年4月、地下2階「GINZAフードステージ」への出店に結び付いた。 普段は粉末や顆粒のだし製品でも構わない。でも時には、本物のだしを使って和食の奥深さに触れてみてはいかがだろう。「だし工房 宗達」の商品なら、楽しみながら本物の美味しさを体験できる。

※本記事の内容は公開当時のものです。現在と内容が異なる場合があります。

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