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連載・ホンモノ

Vol.40 成城凮月堂と新しいブランド「あんや」「成城散歩」

2014年7月30日更新

原点回帰を図る「あんや」、モバイル菓子を展開する「成城散歩」

会社としての成城凮月堂の特徴は、初代・二代目・三代目がそれぞれに特徴のある菓子店をつくったことだろう。初代は和洋のお菓子を同時に手掛ける「成城凮月堂」を展開。それを引き継いだ二代目は無類の洋菓子好きで「成城凮月堂」を洋菓子メインの店に仕立てる一方、平成元年(1989年)に和菓子専門の店舗「成城散歩」を出店した。

時代は変わり、お菓子へのニーズも大きく変化した。「売れれば良しとされる時代は過ぎ去り、より本物を追求したお菓子が求められる時代になった」と痛感した三代目は10年前、良き理解者である奥様と共に新たなコンセプトの菓子店をつくった。それが旧「成城散歩」をリニューアルする形で出店した「あんや」。餡のお菓子を中心に、ひとつひとつのお菓子を真心込めて店内の厨房で丁寧に手作りしている。一番人気はどらやき風の生地に粒あんを挟んだ「かのこ餅」や、餅に餡を練り込んだ「あんわらび」。那須御養卵を使った「きみしぐれ」は、子供たちがぱくぱく食べられるおやつを、との想いで作っている。設計を担当したデザインユニット トネリコによるモダンな店舗デザインも注目に値する。 「出店にあたって心がけたのは原点回帰。和菓子離れが進んでいる今だからこそ、手間暇をかけた本物のお菓子を作りたかった。厨房が見えるようにしたのも、和菓子に親しみを感じていただきたいからなのです」

8年前には、駅直結の商業施設「成城コルティ」のオープンにあたり、新しい和菓子店として「成城散歩」を出店した。コンセプトは「手土産」、そして「モバイル菓子」。成城ならではの上質な手土産を提案するとともに、成城独特のゆったりとした街並みや、多摩川沿いの緑豊かな自然をそぞろ歩く際に持ち歩きやすいよう、一口サイズの“モバイル菓子”を提供している。人気の「どらやきシフォン」は数量限定なので、買えないこともしばしば。二代目の頃からの定番である人形焼「成城散歩」を頬張りながら、野川周辺の遊歩道を歩いてみるのも楽しそうだ。
「成城凮月堂、あんや、成城散歩と、3店それぞれのコンセプトの異なる店を展開していますが、私の役目は創業者から二代目、そして私へと引き継がれたお客様に喜んでいただけるものをご提供するということ。祖父や父が愛した成城のお客様にそれぞれの店を使い分けていただきたい。継いだものの役目は“繋ぐこと”だと思っています」と語る堀氏。駅周辺に点在する3店舗はどこも客足の絶えない店になっている。

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