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連載・ホンモノ

Vol.38 茶の葉

2014年4月16日更新

松屋銀座地下1階、GINZAフードステージの一角にある「茶の葉」。ひっそりとした隠れ家のような茶席に一歩足を踏み入れれば、そこは都会の異空間。時空を超越したお茶の世界をとおして、人は本来の自分を取り戻すことができる。お茶と共に販売されるお菓子や茶器も、同店の魅力を語る欠かせない要素。今回は知る人ぞ知る“おもてなしの空間”をご紹介しよう。

時間を大切にし、心のゆとりを取り戻す場でありたい

松屋銀座地下1階に小さな茶席があるのをご存知だろうか。そこは「茶の葉」。一歩中に入ると木目のテーブル、美しく使い込まれた椅子、広めの待合、店内の賑やかさからは想像できない非日常の時間が流れる空間だ。茶席は7席のみと決して広くはないが、午後には待合のスペースがいっぱいになるほどの人気ぶり。ほとんど宣伝をしていないのに、客足が途絶えることはめったにない。また店頭には旬を彩る各地の日本茶が並び、季節ごとに供されるさまざまなお菓子とシンプルな茶器が美しく飾られている。

オープンしたのは1984年。「茶の葉」の創設者は、建築や都市開発、地方の過疎化への対策に取り組むなど様々な仕事に関わる中で、静岡の茶問屋のオーナーとの出会いがあり、“生産者を生かし、消費者を生かす”、常に本質に根ざした考えを形にする事業として、「茶の葉」を立ち上げ、東京に1号店を出店。松屋銀座の「茶の葉」は2号店になる。店舗のコンセプトは「自分を見つめ直す時間と空間」。時間に追われ、忙しく動き回っている現代人に心のゆとりを取り戻す“間”の提供を意図している。コーヒーや紅茶ばかりがもてはやされていたバブルの時代に、日本茶の素晴らしさを静かに語りかける「茶の葉」は、かなり異色の存在だった。

“間”を提供するのに、堅苦しいしきたりは不要。「茶の葉」は伝統的なお茶を扱いながらも、開口が広く、肩肘張らず気軽に美味しいお茶を楽しめる点が特徴だ。異種素材を駆使したモダンな設えの茶席では、研鑽を積んだスタッフがカウンター越しに丁寧にお茶を淹れてくれる。メニューも単品のお茶、お茶とお菓子のセット、3種類のお茶を楽しめるコース、季節の特別メニューと種類が豊富。一期一会の出会いを大切にするフェイス・トゥー・フェイスの応対は、洋風の喫茶店ではまずお目にかかれないものだ。かつての日本にあった茶の間の風景にも通じる“おもてなしの空間”に、多くの人が懐かしさを感じることだろう。常連のお客様が買い物帰りに立ち寄るだけでなく、最近は若い人や外国からの方の姿も目に付く。都会の喧噪の中にある“間”のおもてなし空間が、多くの人々を惹きつけている。

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