ページの先頭です


ここからヘッダー内のメニューです

文字サイズの切替
  • 中サイズ 12ポイント
  • 大サイズ 14ポイント


ここから本文です

連載・ホンモノ

Vol.35 日本クラフトビール「馨和 KAGUA」

2014年1月22日更新

海外での高級な和食イメージを意識し、細部まで徹底的にこだわった

「馨和 KAGUA」を世に送り出したのは、日本クラフトビールの山田司朗代表取締役CEO。大学卒業後、ベンチャーキャピタルやネットベンチャーで活躍する過程で3年間ヨーロッパに在住。この間に影響を受けたのが、伝統あるクラフトビールの文化と和食に対する高い人気だった。
「海外での和食は高級料理として認知されています。なのに、それに合うハイエンドなビールがない。だったら自分で作ろうと」
留学先であるケンブリッジ大学の卒業生に、「インド料理にあうビール」という新しいコンセプトを提唱しイギリスで大成功した 「コブラビール」の創業者、Karan Bilimoria氏がいたことも大きかった。
「彼もビール業界とは無縁の会計士でしたが、畑違いの世界で起業して成功しました。私にもできると励みになりましたね。2008年頃からネットベンチャーでの仕事の傍らビールの開発に着手。2011年9月には会社を設立し、ビールの仕事に専念しました」

コンセプトは明確だったものの、開発には4年の構想・準備期間を費やした。作った試作品の数は14。改良と試作を繰り返し、同年12月にやっとプロトタイプが完成した。同社は工場を持たないため、世界各地の醸造所を比較検討した結果、ベルギー、ゲント郊外の醸造家に製造を委託することにした。醸造に当たっては、大学の名誉教授やホップ研究の第一人者からの協力も得ている。
「馨和 KAGUA」のこだわりは物流プロセスにも及ぶ。クオリティーを維持するため、ビール劣化の原因となる温度や光、振動を管理したワインと同等の物流方式を導入。約1万キロ離れた醸造所から販売店まで、徹底した管理の下で運搬している。


Yuji Komatsu

また、商品の印象を決定づけるアートディレクションは国際舞台で活躍する新進気鋭のアートディレクター・宮崎晃吉氏に依頼。建築関係の仕事が主でプロダクトデザインは初めてだったが、「だからこそ業界の常識を越えたデザインを実現できた」と山田代表は言う。確かに、食のシーンを邪魔しない奥ゆかしさ、確かな品質を象徴する「馨和」の紋印、和服の襟に見立てたボトルの肩帯などは、一度見たら忘れられないほど印象的。海外の顧客にも和の世界観を伝えられる秀逸なデザインだ。

  • 松屋カード 今なら、新規ご入会でDCのポイントをプレゼント!
  • 松屋ポイントカード 食品、ご飲食もポイント対象に!
  • 松屋メールマガジン ご登録・解除はこちらから
  • 松屋銀座が提供するレッスン講座 クラブMGカルチャースクール受講生募集中!

松屋銀座 住所:〒104-8130 東京都中央区銀座3-6-1 電話:03-3567-1211(大代表)



ページの終わりです

ページの先頭へ戻る