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連載・ホンモノ

Vol.33 近江屋洋菓子店

2013年10月30日更新

果物にこだわり、当主自ら大田市場で毎日仕入れ

太郎さんの一日は、大田市場へ仕入れに行くことから始まる。鮨屋が築地に通うのは当たり前だが、洋菓子店の当主が毎朝仕入れに市場に出向くのは極めて珍しい。かつて「やっちゃば」と呼ばれた神田市場は、神田川を挟んで近江屋の目と鼻の先にあった。ここは1989(平成元)年に大田市場に移転するが、青果市場の仲卸の人たちとはやっちゃばの頃からの付き合いだ。

「そろそろ桃は終わりだよ」「このメロン、全部持っていってよ」太郎さんが市場を歩いていると、方々から声がかかる。その道一筋何十年という仲卸人から果物の目利きを習い、とびきり新鮮で質の良い果物をリーズナブルな価格で仕入れることができるようになった。近江屋の美味しさを支えている秘密の一つは、この市場通いにあるようだ。
「注文は電話一本でもできます。でも、本当に良いものは行かないと手に入りません」
仕入れた果物は、ケーキはもちろん、喫茶部でのフレッシュジュースに、目にも鮮やかなシロップ漬け「フルーツポンチ」にと、様々に形を変えて供される。

近江屋の人気商品の一つにアップルパイがある。通常は「ふじ」を使うが、ふじのないこの時期にはつがるやトキが素材となる。
「つがるはふじに比べると歯ごたえがないけれど、妙に人懐っこい味がするんです。『いつもと違う』とおっしゃるお客様もいらっしゃいますが、味の違いも含め、季節を楽しんでいただきたいですね」
旬を味わう洋菓子、これも近江屋だからできることと言えるだろう。

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