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連載・ホンモノ

Vol.29 一幸庵

2013年7月24日更新

15年がかりで実現した「一幸庵」への思い

水上力(みずかみ・ちから)氏が「一幸庵」を創業したのは、1977年、29歳の時だった。和菓子職人の家に生まれたが、四男だったため独立する道を選択。京都と名古屋の老舗和菓子店で5年の修行を積んだ後、東京の小石川に店を持った。以来、独自の和菓子作りに情熱を傾け、数多くの名作生菓子・干菓子を生み出してきた。わらびもち、水羊羹、栗蒸し羊羹、花びらもちなど、同店の顔となっている商品は数多い。原材料に対する徹底したこだわり、時間と手間を惜しまない神業的な製造技術、和菓子には欠かせない季節感の表現力。その全てにおいて高い評価を得ている「一幸庵」の和菓子は、多くの和菓子ファンを魅了し続けてやまない。

松屋の和洋菓子バイヤーも、20年来の「一幸庵」ファン。今から15年ほど前のこと。「ぜひ松屋のお客様にご紹介したい」と思い、断られるのを覚悟で話を持ちかけた。「一幸庵」は一時、広尾に支店を出していたこともあったが、作れる数に限りがあることと運搬が難しいことから、やむなく閉店。以来、水上氏も店舗外で販売することは考えていなかったという。バイヤーも当然のように断られたが、難しいのは承知のうえで幾度となく説得を続けていた。

時は経過して2012年の秋。頑なに断り続けていた水上氏が、「少量なら」という条件で松屋銀座での販売を承諾してくれた。
「銀座のお客様なら、うちのお菓子の価値をわかっていただけるだろうと。一番先に声を掛けていただいた松屋さんに対する義理もあります。他の百貨店からも話はありましたが、それは全く考えなかった」と水上氏は話す。

2012年秋のイベント「GINZAの定番」では、定番のひとつでもある「栗蒸し羊羹」を販売。これが毎日完売し、11月からは地下1階の「銘家逸品」で「わらびもち」を販売することになった。人気のほどは小石川の店舗と全く変わらない。週1回、限定15箱(1箱4個入り、1,521円)が瞬く間に売れていく(販売期間は11月~6月下旬まで)。バイヤーの、水上氏の、そして松屋銀座の思いは通じた。お客様には「一幸庵」の和菓子の価値がしっかりと伝わっている。

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