ページの先頭です


ここからヘッダー内のメニューです

文字サイズの切替
  • 中サイズ 12ポイント
  • 大サイズ 14ポイント


ここから本文です

連載・ホンモノ

Vol.20 ANTIPAST(アンティパスト)

2012年11月7日更新

ANTIPAST(アンティパスト)=イタリア料理の前菜。今から20年ほど前、テキスタイルの世界で活躍していた2人のデザイナーが、この名を冠した個性的なソックスブランドを立ち上げた。独立したファッションを目指して作った繊細で美しい色柄のソックスは、まず海外で認められ、やがて日本でも知られる存在に。近年は洋服へも進出し、多くの女性のハートをつかんでいる。

パリの展示会で評価された“おしゃれソックス”

アート感覚あふれる独特のデザイン。多種多様なパターンの中に隠された遊び心。ポップでカラフルなのに派手すぎず、どこかシックで落ち着いた雰囲気も漂う。そして、クラフト感あふれる素材へのこだわり。アンティパストのソックスの魅力を簡潔にまとめると、こんな風になるだろうか。
“おしゃれソックス”として注目を集めだしたのは、ここ数年のこと。だが海外、特にファッションの中心地パリでは、早くから知られた存在だった。

ブランドが誕生したのは1992年。デザイナーのジヌシ ジュンコ氏とカトウ キョウコ氏は高校の同級生で、共にフリーのテキスタイルデザイナーとして活躍していた。ジヌシ氏は主にプリント柄の、カトウ氏は染色や織りの専門家。共同でメーカー製ソックスのデザインを行ううち、いつか自分たちの手で最終製品を作りたいと思うようになる。
「靴下の編み機が進化し、テキスタイルデザインの幅が広がったのです。ものづくりそのものにも関心がありました」(カトウ氏)。

1992年にブランド「アンティパスト」を立ち上げ、パリで開催されるファッション小物の展示会「プルミエールクラス」にてデビュー。継続出展しているうちにブランドの評価が高まり、製品はヨーロッパの有名ショップで扱われるようになった。
ジヌシ氏は、ブランド名の由来をこう説明する。
「食事に例えると、洋服がメインディッシュで、小物はそれをより素敵に見せる前菜のようなもの。さらにANTI=反対、PAST=過去というように、過去ではなく未来を見つめたいという思いも込めています」

アンティパストが登場した頃の日本に、これほど色柄の豊かなソックスはなかった。大人の女性はストッキングか無地のソックス、子供はキャラクター入りのソックスを履くといったところだろう。日本ブランドのソックスも、今ほど多くはなかったという。
「私たちは洋服に合わせられる、ファッション性の高いソックスを作りたかったのです」とジヌシ氏。また、アンティパストは自分たちの店舗を持っていないため、「セレクトショップに入れてもらうためには、色や柄にこだわった個性的な製品が必要でした」(カトウ氏)という事情もあった。

  • 松屋カード オンライン入会お申し込み受付中!
  • 松屋ポイントカード 食品、ご飲食もポイント対象に!
  • 松屋メールマガジン ご登録・解除はこちらから
  • 松屋銀座が提供するレッスン講座 クラブMGカルチャースクール受講生募集中!

松屋銀座 住所:〒104-8130 東京都中央区銀座3-6-1 電話:03-3567-1211(大代表)



ページの終わりです

ページの先頭へ戻る