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連載・ホンモノ

Vol.19 iittala(イッタラ)

2012年9月26日更新

日本人の生活にすっかり馴染んでいる北欧デザイン。家具やインテリアが有名だが、ガラス器や陶磁器にも注目すべき力作が多い。その代表的存在が、森と湖の国・フィンランドのトータルテーブルウェアブランド「iittala(イッタラ)」。モダンで斬新でありながらも自然の優しさを感じさせる温もりのあるデザイン、使いやすさや扱いやすさなどの実用性が、世界中の人々から高く評価されている。

「イッタラ」のデザイナーが生み出した名品の数々

「イッタラ」のルーツは、1881年、フィンランド南西部の小さな村・イッタラに建てられたガラス工房。大自然の中から生み出される透明できらびやかなガラス器は、1950年前後、いわゆるミッドセンチュリーの時代に黄金期を迎える。「イッタラ」は、昔から商品コンセプトやデザイナー別にシリーズを展開。時代を経て愛され続けるロングセラーは、その多くがこの時代に誕生している。

例えば、“フィンランドデザイン界の良心”と呼ばれるカイ・フランクがデザインした「Teema(ティーマ)」。1948年にデザインされた「Kilta(キルタ)」を基にしたこの陶磁器シリーズは、一切の装飾を排し、自由な組み合わせで使うというそのコンセプトが、当時のデザインに大きな衝撃を与えた。
グラスシリーズの「Kartio(カルティオ」も、カイ・フランクの代表作。シンプルで無駄のない幾何学的フォルムは、トレンドとは無縁の絶対的な機能美の極地。歴史に名を残すガラス器の名品として広く知られている。

オイバ・トイッカの出世作となった「Kastehelmi(カステヘルミ)」は、日本にもファンが多いガラス器の定番シリーズ。
“Kastehelmi”とはフィンランド語で「しずく」の意味。プレスガラスに放射状に広がる水滴模様が、朝日を浴びてきらめく真珠のような草露を連想させる。

近代に誕生した比較的新しいシリーズにも注目作が多い。「Kivi(キビ)」は、フィンランド語で「石」を意味するキャンドルホルダー。現代フィンランドデザインを牽引するヘイッキ・オルボラが手掛けた名品で、ガラスを知り尽くした「イッタラ」だからこそ作れた光の宝石箱のようなアイテム。豊富なカラーバリエーションがあるので、見ているだけでも心がなごむ。

陶磁器では、大胆なボーダーラインが印象的なアルフレッド・ハベリの「Origo(オリゴ)」シリーズ、幻想的なイラストと豊かな装飾性が話題になったクラウス・ハーパニエミの「Taika(タイカ)」シリーズが要注目。
近年の「イッタラ」はガラス器や陶磁器だけでなく、ナイフやフォークなどの食器やステンレス製品も取り扱っており、テーブルウエアの世界に次々と新風を巻き起こしている。

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