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連載・ホンモノ

Vol.3 マリアージュ フレール

2011年6月22日更新

時を超えて地中海、古代オリエントの街に思いを馳せる──そんなコンセプトから誕生したお茶のコレクションがある。フランスを代表する高級ブランドとして知られるマリアージュ フレールの「フレンチ サマー ティー」。コレクションに新しく加わった「バビロニア」は、かの有名なバビロンの空中庭園をイメージして作られたという。そこにあるのは、フランスならではの高度に洗練された香りの世界。その一端をご紹介しよう。

フランス流紅茶の老舗ブランド“マリアージュ フレール”

家事や仕事を終えて、ほっとひと息ついたときにいただく一杯のお茶。豊かな香りに包まれるその瞬間、ささやかな至福感が心を満たす──。
紅茶と聞くとイギリスを連想する人が多いが、それはやや一面的な見方。こだわりの強い紅茶愛好家はフランスに注目しているという。いくつかのブランドがある中で、最もよく知られているのは「マリアージュ フレール」。1854年、アンリとエドゥアールのマリアージュ兄弟がパリに興した小さな紅茶専門店は、150年の時を経た現在、フランス流紅茶を確立する世界的なブランドへと成長した。フランスのお茶の歴史は正にマリアージュ フレールとともにあるといえるだろう。

まずはマリアージュ フレールの歴史を紐解いておこう。17世紀初頭、東インド会社によって中国からオランダに持ち込まれたお茶は、1636年フランスに伝わった。イギリスに輸入されたのは1650年だから、それより14年も早かったことになる。
17世紀半ばから、マリアージュ家はお茶や香辛料、食品などを扱う貿易の仕事を行なっていた。一族が築き上げたペルシャやインドとのフランス交易は子孫に引き継がれ、19世紀半ばにアンリとエドゥアールの手に渡る。

この頃、イギリスでは紅茶が一般大衆に普及していたが、フランスでは一般にはコーヒー文化が浸透していた。貴族階級から広まった紅茶の価値はまだほとんど知られてない。そんな時代背景の中、マリアージュ兄弟は厳選された茶葉だけを取り扱い、その品質と味わいを認める高級食品店や名門ホテルなどと取引を行なった。
上質な茶葉を手に入れるためには、生産者との信頼関係が欠かせない。まだ航路しかないこの時代、マリアージュ兄弟は中国やセイロン島へ赴いて自ら茶葉を選定し、選りすぐりの銘柄だけを輸入した。こうして選ばれた上質な紅茶は、次第にフランス上流階級の人々に知られるところとなり、マリアージュ フレールの名も徐々に浸透していった。


先代社長 リシャール ブエノ氏
メゾン ド テとしてお茶の博物館の併設を提唱

マリアージュ フレールの歴史に転機がおとずれたのは1980年代の前半。一族から同店を引き継いだ二人の青年、先代社長 リシャール ブエノ氏と現社長キティシャ サンマネ氏が、マリアージュ家とともに忠実に伝統を継承しつつ新時代のフランス流紅茶を目指し、ブランドに新たな息吹を吹き込んだのだ。
彼らはまず取り扱う茶葉とブレンドの種類を増やし、マリアージュ フレールに多様なバリエーションを与えた。同時に100g単位での量り売りを実施し、パリ マレ地区にオープンした店内には、30カ国以上、450種類以上の世界のお茶が楽しめるサロン ド テを設けた。そこでは紅茶と一緒にお茶を使ったスイーツやお茶を食材として使う食事を提供し、紅茶を楽しむライフスタイルを積極的に提案していった。

現在、日本を含むマリアージュ フレールの各店舗では、35ヶ国の茶園から厳選して製造した500種類以上のお茶を販売している。日本の銀座本店と新宿店にはコロニアルスタイルのサロン ド テも併設。特に銀座本店は、紅茶愛好家にはフランス流紅茶専門店(メゾン ド テ)として知られている。

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