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連載・ホンモノ

Vol.2 松屋オリジナル傘

2011年5月25日更新

デザインの細部に手を加え、ジャカードの布地に表情を与える

生地には高級感のあるジャカードを使用。ジャカード織りは縦糸を自由に上下させることができ、複雑で大きな柄を作れるのが特徴だ。製作をお願いしたのは、技術力が高くデザインセンスにも定評のある山梨のメーカー、(株)槇田商店。同店は140年以上の歴史を持つ老舗で、海外ブランドの傘の布地も数多く手掛けている。
バイヤーである島田が持っている基本的な柄のイメージを槇田商店のデザイナーがパターン化し、ジャカードで生地を織っていく。文章にすると簡単だが、理想の生地ができるまでの道のりは遠かった。

ジャカードは色の出し方が難しい。縦糸を共通にしたので、微妙な色合いを出すためにはどんな横糸を使うかが重要になってくる。目を凝らして生地をよく見ると、意外に濃い色の糸が使われていることに気づくだろう。薄めの縦糸とやや濃いめの横糸。その絶妙な色のバランスによって、プリントでは決して得られない、微妙な色調が描き出されている。

柄もかなりこだわって作られている。ドット柄を構成するのは、大小2つの水玉模様。一見すると同じ形のドットが並んでいるようだが、よく見ると一つひとつが微妙に異なっている。形が不揃いで、描かれている場所もランダム。企画を担当したバイヤーの島田はこう語る。
「均等に配置しても面白くありません。ミリ単位の調整を何度も繰り返してドットを作り、布地に表情を持たせました」

色の選択にも理由がある。花柄は派手なデザインなので、コントラストが強すぎると下品な印象を与えてしまう。それを避けるため、敢えて控えめなパステル調のカラーを選んだ。遠くから見ると、柄が入っているようには見えないかもしれない。柄そのものは大胆だが、それをさりげなく上品に見せるため、色もまた慎重に慎重を重ねて選ばれている。
控えめな色には、傘の裏側からの眺めを明るく変える効果もある。気分が沈みがちな雨の日だからこそ、使う人には晴れやかな気持ちでいてほしい。この傘には、使い手に対するそんな願いが込められている。

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