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連載・ホンモノ

Vol.1 能作

2011年5月11日更新

自由な発想から生まれた“曲がるテーブルウェア”

試作品の小鉢ができた。梨地調の鋳肌(いはだ)が美しい。だが、力を入れて握ると変形してしまう。社長は自信が持てなかった。「これで食器と言えるのだろうか?」
誰の頭にも、“器やグラスは変形しないもの”という固定観念がある。そこに違う方向から光を当てるのは、自由な発想の持ち主だ。試作品を見たあるプロダクトデザイナーが、こんなことを言った。
「曲がるのなら、曲がることを前提にした食器を作ればいいんです」

このひと言が、能作に新たな一歩を踏み出させた。曲げていいなら、今まで想像もしなかったいろんなことができるだろう。例えば、片口の胴体を細長くして持ちやすくする。ぐい呑みを変形させて、お酒の微妙な波紋を楽しむ。コースターの角を折り曲げて、食卓にアクセントを加える。曲げると光の反射が変わるので、いつもと違った表情が器に生じる。曲がることによって、テーブルウェアの新しい世界が見えてきた。

“曲がるテーブルウェア”の特徴は、形を変えられることだけではない。力を加えて曲げるとき、錫はピキピキと音を立てる。まるで生きているかのように。金属なのに、冷たい感じがしない。この音、海外ではティン・クライ(錫鳴き)と呼ばれている。

もうひとつ、錫のテーブルウェアには不思議なことがある。科学的な根拠はないが、昔から「錫の器に入れた水は腐りにくい」「お酒の雑味が抜けてまろやかになる」と言われているのだ。
料理を美しく見せるだけでなく、料理の味も大切にする能作のテーブルウェア。そのことに気が付いた国内外のシェフやソムリエが、今、次々と能作のテーブルウェアを使い始めている。

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