- 主催
朝日新聞社 - 後援
紙の博物館、福井県、敦賀市 - 協賛
サンエムカラー - 入場料
一般1,000円・高大生700円・中学生以下無料
一般前売券700円・高大生前売券400円
(ローソンチケット:Lコード35068/セブンチケット:セブンコード017-791/チケットぴあ:Pコード765-237にて8月21日(火)まで販売。)
【終了】卒寿記念―なつかしい日々の情景 高木栄子 紙わらべ展
- 2012年8月22日(水)-9月3日(月)<最終日17:00閉場・入場は閉場の30分前まで>※この展覧会は終了しました。
紙人形作家の高木栄子さんは、大正11年名古屋に生まれました。2人の娘を育てながら戦後28歳の時、福井県敦賀市にて本格的な人形作りをスタートさせます。昭和59年NHK「婦人百科」テキストで作品が紹介されたことがきっかけとなり、全国のカルチャーセンターや手芸展に参加、海外のイベントにも招待され、創作活動を徐々に広げていきます。そして平成15年に80歳を過ぎて松屋銀座にて初めての大規模な展覧会を開催し、1週間で3万人を超すお客様を集め大きな話題となりました。
高木さんは、紙わらべと名づけられた10センチほどの人形で、お正月・雛祭り・運動会といった季節の行事、懐かしい遊びや童謡などの場面を、驚くほど細やかに表現します。紙わらべの愛らしいしぐさ、そして細部まで丁寧に作られた小指の先ほどの品々からは、作品に注ぐ高木さんの愛情が伝わってきます。本展では、90歳を迎えてなお、こつこつと作品を作り続ける高木さんの作品約130点を一堂に展観します。見ている者をやさしい気持ちにさせる、紙わらべの小さな世界をお楽しみください。
高木栄子プロフィール

「やさいや」

- 大正11年 名古屋市に生まれる
- 昭和25年 独学で和紙人形の創作をはじめる
- 昭和59年 NHK「婦人百科」テキストの扉を1年間飾る
- 昭和60年 この年以降、NHK「婦人百科」手芸フェスティバルに参加
- 平成15年 松屋にて初の本格的な個展を開催
- 平成18年 河口湖に美術館「紙わらべの蔵」オープン(現在閉館)
- 平成22年 富士川・切り絵の森美術館にて企画展示
- 現在 福井県敦賀市在住

「ひなまつり」

「七夕まつり」

「運動会」

「落ち葉たき」
「七つの子」
「お祭り(山車)」
撮影:田辺隆三
※表示価格はすべて税込です。