こんにちは。松屋の「Dear J」ことジュンです。

 

ちょっと洒落たお店に入ったときに、お酒は何になさいますか、と尋ねられるとドキドキしてしまうのはなぜでしょう。
あれ、しません?

 

「とりあえずビールを」っていうのもなんか誰でも言える感じでつまらない奴だなと思われても癪だし、そもそもとりあえずってのはビールに対して失礼なような気もするし、いやむしろ何はさておきビールでしょって意味もあって、そういう意味では反対に敬意を表している気がしないでもないですね。

「じゃあ燗つけて」っていうのもお蕎麦屋さんでならちょっとイイ感じだけれども、最近の若い人は蕎麦屋で飲むなんてことをするのかなあ、いずれにしても一人で飲んでいる感じですよね。それがまた決して寂しそうではない。悟ったような、開き直ったような、孤高の酔態。

大切な人と食事をするなら、「ではワインにしよう。リスト見せてもらえますか」とか言ってみたいじゃないですか。飲み慣れているふうに見せたい、なりたいという見栄と願望。
ある程度年齢を重ねてくると、若い頃のあの逢瀬の日々は、とても無為に過ごしてしまったけれど、もったいないくらいかけがえのない時間だったことが、後悔と甘受を交えながら、つくづく思い起こされます。
ワインとは、永遠を意味するものかもしれないとさえ思えてきます。

私たちはそれらを経験してきて、大事なことは二人が紡いできた「時間」だということにやっと気付いたのです。

二人の時間の長さを計るのに、ワインのヴィンテージを重ねます。
二人のこれから開けゆく道筋を想像するのに、目、鼻、舌、喉と送られてゆくワインのなめらかな流れを重ねます。
二人の、互いを想う気持ちの深さを測るのに、ワインのふくよかな味わい、ぶどうの皮と実を血が滲み出るかのごとく強くやさしく抱きしめる姿と重ねます。
そうしてグラスを重ねてゆくことでまた、新たなストーリーが生まれ出てくるのです。



そんな二人の絆を確かめ合うのに使ってほしい、松屋のワインフェアです。

desk.jpg

おっ、ついにDear Jのデスクにチラシのラフが上がってきました!
80年代からのワインがバリエーション豊富に揃っているようです。貴方の記念日ワインは見つかりましたか?