皆さま、鏡開きはされましたか?2011年も1週間が経過しました。今年もワインブログをどうぞよろしくお願いいたします。

新年 第1回は昨年末に行なわれた次回催事のレポートを宣伝担当のジュンからお伝えします。

こんにちは。松屋の“Dear J”ことジュンです。
このたび来年2011年2月23日から開催される「ワインフェア2011」の宣伝担当として携わることになりました。

 

さて、いよいよ始まりました。ワインフェアの媒体用写真の撮影です。
今回は、これまでなかなか足を運んでいただけていなかったワイン初級者の方に楽しんでいただけるような、安心して会場に足を踏み入れていただけるような、そんな企画づくりを心がけました。

松屋のワインフェアは、正直に言って規模的にはまだまだ余所の催事に敵わない部分もあります。でも、松屋ならではの良さをお伝えしたいと考え、他と差別化するポイントとして提唱したいのが「記念日ワイン」なのです。

ご承知の通り、「記念日ワイン」というカテゴリや商品があるわけではありません。
誰もが持っている自分にとっての記念日、大切な人にとっての記念日にワインで祝杯をあげましょう、という「きっかけ」の提案なのです。
つまり、どんなワインも「記念日ワイン」になり得るのです。
ワインフェアの会場には1980年から2009年までの30年間のヴィンテージが揃っています。きっとあなたの大切な年も含まれていることでしょう。
あなたの記念日は、何年ですか?

12月15日には、30年間のヴィンテージすべてを1本ずつ丁寧に撮っていきました。国や地方、シャトーや赤ワイン、白ワインなどによってボトルの形が違えばラベル(エチケットと呼ぶんですね)の大きさ、色、貼ってある位置も違います。それぞれにデザインされたイラストレーションやタイポグラフィを眺めるのは、それだけでも楽しいことです。
そして私にとっても1986年や2005年など記憶に残る年があります。この間、必ずしも出来のいい年ばかりとは言い切れないのでしょうが、思い出深い年だけにこだわってしまいます。ワインフェアにはその年その年の、おいしいワインが揃っているので、選びがいもありますね。

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みなさんは「記念日」というと、どんな日を思い浮かべるのでしょう。
ほとんどが誕生日や結婚記念日ではないでしょうか。会社の設立記念日(周年記念)などもありますね。中には失恋記念日やファイヤー記念日などもあるかもしれません。
いずれにしても、記念日とはだいたい年に一度やってくる、思い出深い、特別な一日のはずです。

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ではなぜそのような特別な日に、ワインなのでしょうか。
日本酒でも、ケーキでもいいじゃないかとおっしゃる方もいるでしょう。

そうです。
実はなんでもよいのです。

でも、やっぱりワインがいいな、とも思います。
ワインをおすすめする、私なりの理由をお話ししましょう。

実は私はワインにまったく詳しくありません。
味もよくわかりません。お酒自体、弱いですし。
でも、しばしばワインを嗜みます。
なぜでしょう。

それは「非日常感」とでも言うのでしょうか、ワインが食卓に並べられるだけで時間がゆったり流れる気がします。せわしない一日の終わりに、ふぅっとひと息ついて、ワイングラスをくゆらせる。そんな優雅な生活をする身分ではないけれど、ちょっと贅沢な気分に浸れるのです。

それはヨーロッパの香りと無縁ではありません。
あまり詳しくない私にとって、ワインとはフランスであり、イタリアなのです。もちろんスペインやアメリカ、あるいはオーストラリアやチリなどもあるのですけれど、やはりワイン=フランスなのです。
そのフランスへの憧憬が、ワインへの憧憬に転化され、まるでベルサイユ王朝の貴族にでもなったかのような錯覚をさせてくれます。
足の細くて長いグラスを小指を立てて持ち、アロマあるいはブーケ(コトバだけ知ってます)を嗅いでうぅむとつぶやいてみる。なにもわかっちゃいないけれど、そんな自分に酔えるのがまたワインのいいところでもあります。

そうです。一番の理由は、香りなのです。
この嗅覚の刺激。
思い出は視覚のみならず、嗅覚を始め五感をすべて使って覚えているものです。
そしてその香りとつながっている思い出を思い起こさせる。
あのヒトは今もひとり、私のことを待っているのではないだろうか・・・

なんの話だかよくわからなくなってきましたが、私の妄想はまた次回に譲りましょう。
要は、なんか優雅な非日常感を演出でき、さらには目と鼻と舌を震わせ、脳に思い出を刷り込む道具、それがワインだと思うのです。だからこそ「記念日」というハレ=非日常の場には、そんなワインがピッタリだと思うのです。

これはあくまで私の考える「記念日ワイン」の楽しみ方です。
みなさんもぜひ、あなたならではの“記念日ストーリー”を紡いでみてください。