やって来ました「収穫の秋」。
「栗」「柿」「いも」「ぶどう」、出てくる言葉は美味しそうなものばかり!


地下1階和菓子売場に「足立音衛門(あだちおとえもん)」というお店があります。
ここは京都福知山にある栗菓子の専門店です。一年中おいしい栗のお菓子を提供しています。日本で新栗の季節といえば秋ですが、こちらの社長はその名も足立音衛門さんといい、自らを「栗おたく」と称して世界を飛びまわっていますので、世界の国から “秋の新栗” を手に入れることが出来るわけです。

すごいですよね。

今日は、そんな音衛門社長が久々に鳥肌が立ったという「アンデス栗のテリーヌ」をご紹介します。

 

時は春、まだ肌寒いころ店頭で社長にお会いした時、
「チリに行って来ます。すごい栗をみつけたんですよ」と、とても興奮気味におっしゃってました。
「チリで栗ですか?」まったくイメージできなかったのでほんとに採れるのかなあと半信半疑でした。

 

売場の店長さんとも、「社長またチリ行ってるらしいですよ。 土地が栗の育つ環境にピッタリなんですって。山の傾斜、気候、そしてまだそんなに栗がないので、栗の害虫がいないらしいですよ。だから、地面に落ちた栗も害虫に侵されることなくそのまま成長しちゃうんですって」
「へえ、また行ってるの?すごいねえ チリってそうなんだね 意外だね」
「日本の栗を持って行って育てるのかなあ」
「いや、ちがうみたいですよ」
「一体どんな栗なんだろうね~」

 

こんな話で盛り上がっていました。ちょこちょこ入ってくる情報が興味深いものばかりです。
溶けるような暑さの夏の終わり頃、
「いよいよ販売されるみたいですよ」
「ほんとに? 食べたの?」
「店長会議の時にいただきました。」
「へえ、和栗みたいな感じ?」
「全然違います。すごいヨーロッパの栗って感じです。」
「??? そう 楽しみだね」

 

これが、栗おたくの音衛門社長を魅了した「アンデス栗のテリーヌ」です。


<足立音衛門>
アンデス栗のテリーヌ
1本 税込3,980円

要冷蔵 ※お日持ちは2週間です。
銀座店地下1階和菓子

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パッケージもチリっぽいですね。

 

そして、中身がこちら

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みてみてみて・・・ください

この栗事情 いったい何事ですかっていうくらい栗がぎっしりぎっしぎしです。
手に持った瞬間「この重さはすごいぞ」って思い、触った瞬間ごろっといいましたから。
生地の中に栗が入っているという表現はこのケーキには当てはまりません。
もはや、栗の中に生地が入っているといえるでしょう。

 

そして、肝心な味ですが・・・

店長が言っていた通りに、ほろほろとした和栗ではありません。南米チリとイタリア栗の2種類を使用したという通り、ねっとりと感じるマロングラッセのような栗とわりと淡白なほっくりとした栗が入っています。このほっくりとしているけど、濃厚な栗の味が口いっぱいに広がる栗が、社長の求めていたチリの栗ですね。なあるほど 納得です。

生地の香りに使うブランデーは、他のテリーヌに比べて控えめな気がします。

これだけの栗が使ってあるのですから、最大限に栗の存在感とその2種類の栗の魅力を引き出すために余計な飾りはできる限り省いたというところでしょうか。


簡単に購入できる金額ではありませんが、この「アンデス栗のテリーヌ」は栗好きの方だけでなく、ほんとに多くの方に召し上がっていただきたいです。まずは、切った断面を見てぜひ驚き、そして食べて満足をしていただけるお品だと思います。