もうすぐバレンタインかあ~。

私、チョコレートが大好きです。
ちょうど「バレンタイン」が一部の人のイベントから社会現象へと成長していった時期に和洋菓子売場にいましたので、チョコレートの激動の時代を一緒に生きてきた私としてはこの時期になるとどうしても気になってしまいます。

今日はちょっとだけ和菓子を離れてチョコレートのお話をさせてください。

時は今から20年ほど前、当時「バレンタイン」とは日本のチョコレートメーカーが売上を伸ばす手段として広めたイベントという認識でした。ところが、「女性から好きな男性に告白をする日」というなんとも大胆なフレーズに女性は飛びつき、そこで告白の手段として使われたチョコレートが一気に注目を浴びることになりました。

日本で見かけるチョコレートは当時、板の形をした形状のものが多く、中にアーモンドやピーナッツなどが入ったり、せいぜい形がハート型だったり、味がいちごや抹茶だったり、子どもや女性が好むものが主流でした。
そこに参入してきたヨーロッパのチョコレート専門ブランド「G○○○○○」は私たちのチョコレートに対する概念を打ち破りました。

チョコレートだけでブランドが成り立つなんて・・・


日本のチョコレートブランドで有名な「M○○○○○○○」や「M○○○」でもチョコレート以外の洋菓子やキャンディなども販売していましたから、そんなのありえないと思いました。

たった一粒が250円て・・・

当時の価値感では考えられませんでした。よく見かけるナッツ入りハートのチョコレートが50円だったと記憶しています。


トリュフって?

見た目地味だし、手にココアがつくし食べづらいなぁ。
ところが、口に入れた瞬間広がるカカオの香り、舌の上で溶け出すと止まらないガナッシュの次々と押し寄せるカカオと生クリームのハーモニー。うっとり~。 
こんな美味しいものがあるのかと驚きました。

こちらがトリュフです。
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ラ・メゾン・デュ・ショコラ>
トリュフ(100g)3,990円


「ゴディバ」というブランドは日本人の味覚に新たな1ページを付け加えたと言っても過言ではないと思っています。すばらしい偉業を達成しました。
そこからです。輸入チョコレートに火がつきベルギー、スイス、オーストリア、イタリアそしてフランスと、あれよあれよという間に世界中のチョコレートが日本に上陸し、こんな国があるんだとパッケージの裏表示から教わるくらいです・・・。
こうして日本のバレンタインでは世界を回らずとも世界中のチョコレートを味わうことが出来るチョコレートファンには夢のようなイベントとなったのであります。


ここからバレンタインの歴史を語らせると、あと10年は話し続けてしまいそう・・・?
皆さんの飽きるお顔が想像できたので残念ですが?やめておきましょう。


そんな時代の1998年、表参道にチョコレートファンが待ちに待った待望のショコラブティックがパリから上陸いたしました。

それが「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」です。

当時、いろんなチョコレートをそれこそ雑誌や口コミで取り上げられたものはほとんど食べました。おこづかいをほぼ費やして(苦しかったですが)それほど夢中になっていました。
そんな食べ歩きをしていた頃、このチョコレートに出会いました。
さんざん食べ歩いていたのでもう、そうそう感動するチョコレートはないだろうと思っていましたが、ありました。

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ラ・メゾン・デュ・ショコラ>
ボンボンの一例


ボンボンのコーティングがこれほど薄く、舌の上でさっと溶け出し、あっという間にお口の中にカカオのいい香がいっぱいに広がり、べたつかずすっと消え飲み込んだ後にまたカカオの余韻がよみがえる・・・そんな三段論法に魅せられた私はたちまちとりこになってしまったのです。

それから12年、実はご縁があって松屋銀座の1階に出店していただくことが出来ました。
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ラ・メゾンデュショコラ 松屋銀座店 外観

次はその出店までのいろ~んな経緯や苦労のお話を少し書かせていただこうと思います。
その前にお知らせです!

今年もバレンタインのイベントが始まりいよいよ特設会場がスタートします。
明日、2月1日(水)に「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」のクリエイティブディレクター、ジル・マルシャル氏が来日します。
昼はサイン会、夜はトークショー(残念ながら、こちらは定員に達したため受け付け終了となりました。)で、ほぼ一日来店してくださいます。
ファン必見の一日です。ぜひ立ち寄ってお声かけてください。
とっても気さくな優しい方です。 シェフだけではもったいないくらいのイケメンですよ。
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ジル・マルシャル氏の来店風景(2011年バレンタイン)



ラ・メゾン・デュ・ショコラのクリエイティブ・ディレクター、ジル・マルシャル氏が来店
日時:2012年2月1日(水)正午―13:00 
場所:1階スペース・オブ・ギンザ内
お買い上げの商品パッケージにサインをします。