会津のお店をもう一軒ご紹介させてください。

前回の記事はこちら ⇒ 出張レポート★会津若松「会津葵」 12月3日up


今回はとってもかわいい駄菓子を扱う和菓子屋です。
そのお店の名前は「本家長門屋」。
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まずお店に入って驚いたたのは、時計やタンスなどの家具が昔ながらのまま普通に使われていることです。
タンスは何かあったら、すぐ移動出来る様に可動式で作られていました。
何気なく置いてある茶たんすも、側面に「明治18年」という字が読み取られます!びっくりですよね!   
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時計はずいぶんと年期が入っているように見えますが、正確に動いています。今はレトロ風に作っているのもあるしなぁ、と思って聞くと、な、なんと130年も動き続けているらしいです。130年て・・・
10日に一回ねじを回してあげると、まだまだ元気に時を刻んでくれるそうです。
130年の歴史を見てきた証人です。

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これは明治38年の製造帳です。
事細かに記載されています。当時は菓子の材料である砂糖や小豆がとても貴重であったため、製造にも多くの偉い方々が関わり、大変な事だったのが伺えます。

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これは許可証です。
製造、小売営業、卸小売営業の許可証です。3枚セットで現存しているのは極めて稀だそうで、こちらも大変貴重なものです。
「大日本帝国」って書いてありますよ。およよ・・・

まるで博物館の中で商売をされているようなものなのに、とても普通に皆さんが過ごしていて違和感がないのが不思議でした。

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職人さんが、ひとつずつ丁寧に作られている駄菓子です。

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<長門屋>
会津駄菓子一閑セット 税込5,250円

インターネットでのご注文はこちらから
※2011年12月22日(木) 17:00まで

今年はお歳暮のカタログでこの商品を取り扱わせていただきました。
七転び八起きの「だるま飴」、幸せを運ぶ「とり飴」、懐かしい「かるめやき」など、子供の頃を思い出すお菓子を、一閑張りの箱に詰め合わせました。
「一閑張り」とは、竹籠に和紙を張り、その上から柿渋を塗り、漆などで仕上げます。
最近は癒し系和風インテリアとしても人気がありますが、ひとつずつ手作りなので大変な手間がかかります。あまりに手間がかかるため、技を受け継ぐ職人さんがいないため、なんとこの箱は今あるだけで終わってしまいます。なんて残念なんでしょうか。
絶対復活して欲しいです。

昔からの伝統を今に受け継いでいる、とっても心温まる素敵な「本家長門屋」さんでした。


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とっても笑顔のかわいい奥様と、130年動き続ける振り子時計です。
鈴木社長、楽しいひとときをありがとうございました。


★お気に入りの一品★

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これは長門屋さんが、昔のパッケージを復刻させた新商品「滋養パン」です。
このレトロな感覚のセンスが、私は好きです。