食べる時にみんなの「笑い声」が聞こえるお菓子があるのってご存知ですか?
今回は、この時期にだけ販売される
そんなかわいくておめでたいお菓子について2回に渡り、ご紹介します[E:happy01]

金沢地方に昔から伝わる正月菓子を今も伝える“諸江屋さん”のお菓子です。
最中皮の中に入っている土人形や金平糖が実にかわいらしく、
食べるためのお菓子というより、むしろ‘おまけ’に心を奪われてしまいます[E:shine]
“諸江屋さん”は嘉永2年創業というとても歴史のある老舗で、落雁の専門店です。
通常は落雁を中心にご商売されていますが、
この時期は加賀銘菓であるこういう正月菓子を販売され、
加賀銘菓の歴史を大切に守り、全国に伝えていらっしやいます。

 

 

◆福徳(ふくとく) 1,260円

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この地方では正月に「ふ」のつく七種を食べると福が舞い込むと言われ
「福梅」「福徳」「ふな」「ふきたち」「ふぐ 河豚」『ふ 麩』とそろえて「七福」といいます。
「福徳」は「ふっとこ」と呼ばれる縁起菓子で、
最中の皮で出来た打ち出の小槌や米俵の中に、
金花糖の招き猫や土人形が入っています。
みんなで割って喜んだり、がっかりしたりするわけで、
黄色皮は黄金、白は白銀になぞらえてあるのです。

 

 

◆辻占(つじうら) 630円

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新年の運を占う菓子は「辻占」です。
巾着包みの麩焼きの中におみくじらしきものが入っています。
“諸江屋さん”のは「恋の辻占」で色っぽい文句の紙片がでてきます。
15年ほど前は、東京でこの正月菓子はめずらしく、
今では多くの百貨店さんで販売されるようになりましたが、
当時はそんなに販売していなかったこともあり、飛ぶように売れました。
追加が間に合わず、くやしい思いをしたことを思い出します。

※“諸江屋”のお菓子は現在、松屋銀座地下1階 銘家逸品で販売しています。

次回は12/25クリスマスに更新です。
「久寿玉」など、夢のある縁起菓子をご紹介予定です。
お楽しみに!