皆様こんにちは。

本格的に冬になり、寒さが勢いを増してまいりました。

体調を崩しやすい時期ですので、お体には十分お気をつけください。

 

さて、松屋銀座では毎年ご好評いただいている「砥部焼展」が本年も開催されます。

当ブログでは、「砥部焼展」の見どころや、魅力についてご紹介いたします。

 

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第35回 生活が育てた器たち 砥部焼展

期間:2020年1月22日(水)-1月27日(月) ※最終日17:00閉場

場所:8階イベントスクエア

 

本年のテーマは「いいね・砥部焼」

砥部焼展は、おかげさまで35回目を迎えることが出来ました。

手描き、手作りを大切にしてきた「砥部焼」。

時代と共に発展し、多様に広がる砥部の個性に焦点を当て様々な器を展開いたします。

 

まずは魅力を知っていただくために、砥部焼についてご説明いたします。
 

白磁に呉須の絵付けが特徴的で、砥部焼という名前の通り砥石に使う石を原料に作陶しています。

厚手で丈夫な、生活にあった使いやすい器といわれております。

また、特徴的な文様として唐草が代表されます。

 

続いて、もっと砥部焼を知っていただくために、写真と共にご紹介いたします。

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まず、こちらは陶石採掘場の写真です。

 

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ここから陶石を採掘し、製土する場所へ運んでいきます。

 

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運ばれてきた陶石はこちらの陶土製造所で製土をします。

写真にありますように並んだ木の“うす”で陶石を細かく砕いていきます。

木の“うす”で石を砕くことで、粒子が荒いものや細かいものなど、様々な大きさのものが重なり、より強く粘性のある、ロクロ成型に向いた土が出来上がります。

 

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陶石の粉砕にはもう一つ、写真のような円形の機械に“玉石”という頑丈な石、陶石、水を入れ回転させることで、陶石をすり潰す方法もあります。
 

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次にこちらの機械で綺麗な白磁の器を作る為に脱鉄(だってつ)をし、土に入っている余分な鉄分を取り除きます。

 

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上の写真は釉薬資料室にある釉薬サンプルです。

釉薬とは、陶磁器の表面に付着したガラス層のことです。

砥部焼に使用した場合の色見本として焼成温度の変化などにより、それぞれ違う釉調や色見本が、なんと2万個も用意されているのです。

これにより、作り手がほしい釉薬の調合バランスの目安がわかり、目指す釉薬を作りだす材料となります。

 

このようにさまざまなことで時代にあわせた発展と多様に広がっていく砥部の個性に寄り添っています。

 

いかがでしたか。当ブログで少しでも砥部焼について皆様に知っていただけたらと思います。

 

最後に「第35回砥部焼展」に出展が決まりました窯元をご紹介いたします。 

 

【出品窯元】

梅山窯 千山窯 竹山窯 陶彩窯 五松園窯 雲石窯

きよし窯 東吉窯 客山窯 岩田製陶所 緑光窯 禎山窯

山中窯 池本窯 中田窯 江泉窯 西岡工房 公水窯

永立寺窯 一海窯 青達窯 岡田陶房 佐藤窯 ひろき窯

工房芥川 一夢工房 すこし屋 陶房遊 陽貴窯 三条窯

皐月窯 玄彩窯 ヨシュア工房 陶房くるみ

以上34窯となります。

 

 

次回は窯元のくわしいご紹介をさせていただきます。

どうぞお楽しみにお待ちくださいませ。