皆様、こんにちは。

暑い日々が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

さて今回は約1ヶ月後に迫ってまいりました「銀座・手仕事直売所」に出店の、Pfütze(プフッツェ)と米澤ほうき工房をご紹介したいと思います!

 

まずは、第2回から毎年手仕事直売所に参加のPfütze(プフッツェ)からご紹介いたします。

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Pfützeは、北康孝さん、賀来綾子さんがお二人でデザインから製作までを手がけているジュエリーブランドです。小石川植物園のすぐ近く、緑豊かで静かな場所にあるアトリエを訪問いたしました。

 

アトリエに入ってまず目に飛び込んできたのが、整然と並んでいるたくさんの本・・・!

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そして足元の棚には、きれいに分類されて箱に収められている貝がら!

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この貝がらはなんと北さんが生まれ育った高知県で小学生のときに集めて分類したものだそうです。

Pfützeのアクセサリーは、シルバーやゴールドを使って自然物・自然現象をモチーフに作られています。

こうした自然への興味がいまのジュエリー作りと繋がっているのですね。また入口の棚にびっしりと並んでいた本は宇宙・気象・動物・植物、建築と多岐に渡っており、こうした文献を読みながら制作を行うそうです。

 

それでは、そのモチーフやデザインはどのようにして決まっていくのでしょうか。

お二人にその疑問をお伺いしたところ、なんとデザインを考えるときに使っているノートを見せてくださいました。

まずはお二人で気になるモチーフを挙げ、それに対してデザインのイメージを書き出していくそうです。

雷のデザインだけでも写真のように多くのバリエーションを書き出しています。そのなかでデザインがしっくりこないものは制作に至らないそうで、実際に作ったものでもイメージと合わない場合は商品にならずに終わってしまうこともあるとのことでした。

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またデザインを描きながら、どのようにゴールドやシルバーを加工したらイメージに近づけるかも考えていくそうでデザインの周りには制作時に関わる計算式や書き込みも多くありました。

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ちなみにこの完成品が掲載されているカタログもお二人がご自分で製本をして作ってらっしゃいます。Pfützeを設立してからの12年間の作品が詰まったとても素敵なカタログでした。

 

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そしていよいよ制作現場に!

パーツの研磨や成型を北さんが担当し、組み立てを賀来さんが担当されています。

制作には、主に二つの技法が使われます。原型から型を取りそこに金属を流し込む「鋳金」と、金属板を切り出して形作る「彫金」です。

今回は黄金比・白銀比をモチーフとした新作の制作過程の一部を見せていただきました。

 

新作は、金属板を切り出す「彫金」の技法を用います。

切り出した金属を計算でだした黄金比率に近づけるため、少しづつ削っていきます。

細かい目のやすりに息をとめまっすぐ金属板をあてる北さん。

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この器械に金属板を挟み幅を測りながら、0.001mm単位の調整を行います。測っては削り・・・測っては削り・・・の地道な作業です。

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またピアスなどは、モチーフにバーナーで火を当てピアスとパーツを繋ぎます。非常に高温の中で集中して行わなければならない細かい作業です。

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高温の中での作業のため、ピンセットは通常のピンセットと逆で押すと開くようにできており、それ以外の時はこの写真のようにしっかりとパーツを固定しておいてくれます。

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こうして手間ひまをかけ美しく仕上げられたパーツは、賀来さんの手で丁寧に丁寧に組み立てられます。

 

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そうして出来上がるジュエリーはお二人の想いがつまった素敵な作品ばかりです。ぜひ秋のはじめにPfützeのジュエリーを身につけてみませんか。銀座・手仕事直売所の会場でお待ちしております!

 

 

続いては、今回初出店の米澤ほうき工房をご紹介いたします。

 

長野県松本市で江戸時代後期から続く伝統工芸品のほうき。

米澤ほうき工房では原料の「ホウキモロコシ」を自家栽培し手作業で編んで作ります。

皆さまはほうきの原料を見たことがありますか。

実はこのように青々とした植物からほうきは作られるのです!

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自家で丁寧に栽培される「ホウキモロコシ」を使うことで、米澤ほうき工房のほうきには他のほうきにはない耐久性が生まれます。その違いは長く使い続けていただくにつれて強く体感していただけます。見た目もとても美しく、現代のライフスタイルにもよく馴染みます。

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また3代目・米澤資修さんは、しなやかな掃き心地で畳だけではなく、フローリングでも使っていただけるようにと思いを込めて作られております。

掃除機と併用して、夜にちょっと床を掃きたい時にご家庭に1本あると大変重宝する逸品です。

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また米澤さんは、ほうきの三つ玉、四つ玉を調整することで硬さをその場で調整してくださります。玉が多いほどきつくなるので硬さは固くなります。

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また今回は3代目・米澤さん曰く“デニム色”の新色の糸を使った商品も店頭に並びます。

今回の手仕事直売所では米澤資修さんが実演販売してくださいますので、自分の好みにあったほうきにこの機会にぜひ出会っていただければと思います。

 

会場で皆様をお待ちしております!