皆様こんにちは。
デザインコレクションよりお届けいたします。

桜の花も咲きそろい、新たな始まりに心躍る頃となりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
 さて、新しくなるといえば、7階家具インテリア売場に新しい仲間が加わります!

 

4月4日(水)

N・A・R・A T・E・I・B・A・N

ニューオープン!

 

そもそもN・A・R・A T・E・I・B・A・Nとは・・・?

奈良県では地場産業の活性化に向けて、「生産者が生活者との垣根を取り払う」をテーマに、それぞれのブランド化に取り組んでいます。その一環として”T・E・I・B・A・N展”を開催し、生産者がお客様の声を直接聞くことで、それをもとに勉強し、更なるステップアップをしていくのが目標です。松屋では、これまでに年一度、6年間に渡り”T・E・I・B・A・N展”が開催されてきました。年々ファンが拡大していくにつれ、「次はいつなの?」とありがたい言葉をかけて下さることも増えました。そして今回念願かなって常設店舗としてオープンすることになったのです!!!

そこでオープンにあたり、今回奈良県へ視察に行ってまいりました。現地で体感した作り手の方々の熱い「モノづくり」への想いも含めて、新ショップN・A・R・A T・E・I・B・A・Nの魅力をご紹介していきたいと思います。

 
N・A・R・A T・E・I・B・A・N のホームページが開設されました!
詳しくはこちらをご覧下さい→
 

 

 

今回は、150年以上続く手織りの麻製品を現代の生活に活かせるようにMafu a Mano(マフ・ア・マノ)というブランドを立ち上げた岡井麻布商店を訪れ、6代目の岡井さんに案内していただきました。

 

さっそく作業場へ
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赴きある昔ながらの織機が並んでいます
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機械生産がすすむ中、岡井さんは手織りにこだわり、特に「大和機(やまとばた)」といわれる昔ながらの織機を使用していました。

麻糸は切れやすいため、機械織りではかたい糸を使用し、ごわごわした仕上がりになってしまうのですが、その点手織りでは繊細な糸でも織れるため仕上がりがやわらかく、また布地にした時の目が詰まっているため、丈夫で厚く織れるそうです。

 

 

 

こちらが大和機です
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麻糸は、麻をお湯につけると浮いてくる茎の部分を使用しており、それらを剥いで乾燥し糸にしていきます。岡井さんが使用している麻は主に栃木県産のもので、奈良は糸に成す工程と、織りの技術がとりわけ優れているそうです。

 

 

 

実際に織機を動かしていただきました!
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その表情は、説明をして下さった時の明るい表情とは打って変わって真剣そのものです。岡井さんほどの熟練の職人でも、平均して1時間に30cm(布巾1枚程度)しか織れないそうです。特に糸切れが続いてしまうと、繋げるのに時間がかかり、15cm程度の時もあるというので驚きです!

このような手間ひま、そして真心こめて作られた麻織物は、吸水性や手触りがよく、地元の方々にも愛されています。ぜひ伝統の技が織りなす逸品を店頭でご覧くださいませ。

 

 

 

 

夕方からは奈良県で月に一度開催される、奈良県主催のブラッシュアップミーティング(=様々な製造業者が集まり、自らの仕事による社会課題の解決をテーマに意見交換しながら互いのブラッシュアップを図ろうとする勉強会)に参加させていただきました!

 

その様子がこちら
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今回は20社の生産者さんがいらっしゃいました。

 

「ブランド」の考え方について、どういった「モノづくり」を目指しているのかについて、N・A・R・A T・E・I・B・A・Nオープンに向けての意気込みなど、熱い議論が飛び交います。なかでも印象的だったのが、「ただ県産品が集まるだけのショップではまるで面白くない。”使う人=お客様”になにをもたらしたいかという意思が込められたモノづくりこそが、その企業が社会に存在する理由である」とお話されていらっしゃったこと。百貨店で働く立場として、商品のこと・生産者さんのこと・奈良県のこと、をもっともっと伝えていかなくてはいけないと感じました。

 

 

 

 

 

また、今回の奈良視察にあたって、約100年前に建てられた町家を改装し、宿泊施設として生まれ変わらせた一棟貸しのお宿『奈良町宿 紀寺の家』を拝見してきました。

こちらが
奈良町宿 紀寺の家

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日本人の郷愁をくすぐる、何とも奥ゆかしい佇まいです
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縁側から見えるお庭が旅の疲れを癒します
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こちらは寝室
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先程のイメージとは打って変わってモダンな印象です。床に敷かれたタイルには床暖房が完備されており、嬉しい心遣いです。

 

閑静な紀寺町に誕生した「奈良町宿 紀寺の家」は、町家が並ぶ奈良町(ならまち)を保存しようとする建築一家の活動の中から生まれました。その名の通り町家暮らしの生活感が存分に味わえる建物。古い日本家屋の赴きと現代の利便性が調和した、何とも贅沢な空間を味わえるお宿です。N・A・R・A T・E・I・B・A・Nでも販売予定のウェアなども部屋着として用意されていました。

 

 

 

N・A・R・A T・E・I・B・A・Nはこのように「新しい」より「普遍性」に価値を捉え、作る人と使う人の双方が愛着を感じられるモノづくりを目指しています。お茶や靴下、麻布に葛菓子、町家の宿のご案内と多岐にわたるジャンルの商品に加えて、移ろう季節ごとに品揃えや顔ぶれも変わります。
私たち百貨店はお客様へ非日常空間をプロデュースする立場ですが、お客様の交流の場として、また温もる茶の間のようにどこか安心感もあり、気が付くとふと立ち止まりたくなる、そんなショップを目指していけたらと思います。


皆様の生活の新定番がN・A・R・A T・E・I・B・A・Nで見つかりますように。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

次回はタオル・寝具売場よりお届けいたします。お楽しみに!

 

 

 

*GINZAのリビングNEWS*
【イベント情報】


新ショップN・A・R・A T・E・I・B・A・Nのオープンに際しまして、期間限定のイベントを開催いたします。

  PontePodddddddds

Ponte  de  pie!(ポンテデピエ) ポップアップショップ
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自分たちが毎日履きたい靴下、履いていて嬉しくなるような靴下をつくりたい!そんな想いからうまれた「Ponte de pie!」の期間限定ポップアップです。奈良の小さな工場でゆっくり丁寧に作られる靴下は、素朴で素直な履き心地抜群の靴下です。
会期:2018年4月4日(水)-17日(火) 最終日19:00閉場

会場:7階 N・A・R・A T・E・I・B・A・N