松屋銀座 MATSUYA GINZA
松屋銀座ギャラリーブログ

『菱沼明子絵画展』『菅原匠 藍染とやきもの展』『第17回 柳田青蘭と龍心会書品展』始まりました!!
2016年05月27日 12:00
遊びのギャラリー担当

こんにちは!

今週のギャラリー情報は、 『菱沼明子絵画展』 
そして 8階イベントスクエアにて開催の 『菅原匠 藍染とやきもの展』 『第17回 柳田青蘭と龍心会書品展』 のご案内です。

 

■菱沼明子絵画展〜四季に咲く花をアレンジして〜
<遊びのギャラリー>
会期:2016年5月25日(水)―31日(火)
最終日17:00閉場

 

 

【展覧会 ギャラリー情報】 詳しくはこちら⇒

 

まずは、松屋では初めての個展を開催する、女流若手画家・菱沼明子さんをご紹介いたします。

会場には、今展のテーマ そして菱沼さんがライフワークとして描くモチーフでもある、四季折々の鮮やかな「花」が咲き乱れています!

 

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『紫青』 330×330 172,800円

 

こちらは、まさにこれからの梅雨の季節に美しく咲く紫陽花を、水彩画で非常に繊細に美しく描いています。
紫陽花の持つ 可憐な雰囲気や、淡いブルーの色調が絶妙に表現されています。

広いお庭にたくさんの花を育てているご実家で生まれ育った菱沼さん。そこに咲いている花々はもちろん、制作のために取材に行かれた先で出会った花など、菱沼さんにとって身近な花をモチーフに、生け花やフラワーアレンジメントのような感覚で ひとつずつ組み合わせて描いて行くのだそうです。

 

そこで特に注目していただきたいのが、そうした花々の美しさを際立たせる菱沼さんの筆使い!

近くで絵を見てみると・・・

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『潤麗』 500×500 540,000円 (一部)

 

花びらの動きや茎・実のひとつひとつまで、非常に丁寧に、細かく書き込まれているのがわかりますでしょうか?

もともと日本画家である菱沼さん、眉毛や鼻の輪郭など細い線を描くのに用いる、穂先が非常に細く長い日本画用の筆 「蒔絵筆」を使ってこうした繊細なタッチを創り出しています。 そこに水彩画ならではの明るくみずみずしい色使いが共鳴し、こうした透明感のある絵が完成するというわけです。

 

 

そして、もう一つ。  実は作品の随所に・・・そんな綺麗な花と寄り添う可愛らしい猫ちゃんがたくさん描かれています♪

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『doze(うたた寝)』 280×280 162,000円

 

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『nastle(寄り添う)』 500×630 756,000円

 

寝転んでいたり、遊んでいたり・・・あどけない無邪気な表情が、こちらもまた 生き生きと表現されています。

菱沼さん、実はご実家で小さなころから猫と共に過ごされてきたことが理由で、猫が大好きなのだそうです。 
この絵も、ご実家の猫が まだ子猫のころに描いたそうで、今でも5、6匹いる飼猫に会いに行かれるそうです。
愛猫への愛情が、ぬくもりあふれるタッチに垣間見えますね。  猫好きな方、猫トークで盛り上がること間違い無しです!

 

ぜひ、会場で菱沼さんの描く 上品で軽やかな花の世界をお楽しみください。

 

お隣和の座ステージでは、『田尾日出郎「涼のしつらえ」染色展』 を 涼やかに開催しております。こちらも合わせてお楽しみください。

【展覧会 ギャラリー情報】 詳しくはこちら⇒

 

 

さて、一方 8階イベントスクエアでは2つの催事を開催いたしております。

 

 

■菅原匠 藍染とやきもの展
<8階イベントスクエア>
会期:2016年5月25日(水)―31日(火)
最終日17:00閉場

 

【展覧会 ギャラリー情報】 詳しくはこちら⇒

 

梅雨入り前の この時期恒例の 菅原 匠さんの個展が始まりました!

会場の、涼しげで爽やかな藍の ブルーが目に眩しいです。

菅原さんの粋でユーモアあふれる楽しい図柄をお楽しみください。

 

 

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 『間仕切り 波』 550,800円

 

その手法を簡単に説明しますと、もち米を蒸して作った糊で模様を描き、藍の液に浸し染め上げます。

色止めにも薬品は一切使用せず、自然の物を使用します。それが「菅原匠」の藍なのです。

型紙・下書きも一切なし! 筒や指を使い 直接 一気に描いていく仕事は、根気と体力を必要とする作業です。

手間ひまを惜しまない その制作姿勢だからこそ、藍も答えてくれるのでしょう、

藍の濃淡は空気に触れる時間差から生まれる、長年の経験と技の賜物なんです。 

 

 

下の飾布、とてもユーモラスです!  今年の申年にちなんででしょうか?

貴重な赤をたくさん使ってあります。

素材にもこだわる菅原さんですが、今では、布を織る方が少なくなって なかなか手に入らない布もあるそうです。

世界でも注目を浴びている 素晴らしい日本の伝統技術は、守っていかなくてはいけませんよね!

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 『飾布 猿』 140,400円

 

 

焼き物の方の腕前も、更にパワーアップ!今ではどちらが本業か、解らなくなってきちゃいましたが・・・ 副業なのです!! (笑)

冗談はともあれ、信楽・志野・唐津と使い勝手の良い器や、永年磨いてきた審美眼とセンスが生み出す作品が、多数ございます。

お手に触れ、土の温もりと その魅力を感じていただけたら幸いです。

何事にも とことん拘り追及する菅原さん、やきものにも妥協はありません。

 

 20160527hishinu06.jpg

 

 

最後に、8階の もう一方の催事です。

 

■第17回 柳田青蘭と龍心会書品展〜
<8階イベントスクエア>
会期:2016年5月25日(水)―31日(火)
最終日17:00閉場

 

【展覧会 ギャラリー情報】 詳しくはこちら⇒

 

今回で17回目となる書道展、閨秀(女流)書家 柳田青蘭の門下50名による、格調高い 墨や文字の美しさをご覧いただけます。

 

会場に並べられた作品群を見て 改めて思います。書は決して堅苦しいものなんかではなく、楽しさが実にたくさんあると・・・。

書体ひとつをとっても、「草書」・「隷書」・「行書」・「楷書」など、表現方法も様々です。びっくり。

 

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 『亀萬年』 柳田青蘭 702,000円

 

これは?   文字の原型?     クイズのようです。

古文 『山上有山』     山の上に山あり・・・  文字なの?絵なの?

“漢字の国”に生まれ育った日本人であればこそ、 想像して見る楽しさも、魅力の一つです。

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 『山の上に山あり』 中野蘭郊 162,000円

 

どうぞ、異なるジャンルの展覧会がお楽しみいただける8階へも、ぜひお立ち寄りください、お待ちいたしております。

 

 

※ご紹介いたしました作品には、数に限りがございます。売切れの際はご容赦くださいませ。

※表示価格は税込です。

 

来週は『藤岡孝一 木彫展』のご案内です。お楽しみに!


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