こんにちは!

今週のギャラリー情報は『森岡希世子 展』です。

 

◆森岡希世子 展

期間:2019年8月28日(水)-9月3日(火) 最終日17:00閉場

 

お待たせいたしました!女流陶芸家としては現在唯一のレギュラーである森岡希世子さんの展示が始まりました!

金沢にお住いの森岡さん、九谷焼成形部門で伝統工芸士としても認定されています。

そんな森岡さんの2年ぶりとなる、新作中心の会場風景を、まずはご覧ください。

 

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今回も森岡さんを一躍人気作家に押し上げた、あの“白”を基調とした作品が多く展示されています。

金沢で「やきもの」と言えば『九谷焼』。赤や緑など鮮やかな彩色が施された磁器を連想しますが、そのイメージでもって眺めると、ちょっと雰囲気が違うようです。

もちろん森岡さんが作品に用いているのも、九谷の土なのですが・・・

 

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(左)鶴首花器34cm 64,800円

(右)鶴首花器40cm 110,160円

 

実は、森岡さんが使用しているのは 「九谷透光性磁土」という土。

この独自の素材は、もともとはランプシェード(照明を覆い、光を和らげる笠)のために用いられる土で、本来の光りの輝きを阻害しないように、不純物が徹底して取り除かれています。

この土をベースとして使うことによって、森岡さんらしい、凛とした白の美しさが生み出されているのです。

 

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(左)ポット小 12,960円

(右)ポット中 14,580円

 

静けさすら感じる特徴的なシャープなデザインに、柔らかな温かみを与えているのが器のマットな見た目と手ざわりです。

先ほどの土で釉薬を使わずに高温で焼き上げた後、何度も何度も磨くことによって生まれるこの質感は、手に取った人の心までもほぐしてくれるような優しい印象を与え、使うごとに手にも馴染んでいきます。

見た目のシャープな印象だけでなく、器の薄さも特徴的な森岡さんの作品ですが、揮発性にも大変優れていて、色がついてもすぐに落とすことが出来ます。電子レンジにも対応しているので、私たちの日常の様々な場面で気軽にお使いいただけます。

 

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(上段)蓋碗 10,800円

(中段)さんま皿 3,564円

(下段左)飯碗 小 3,456円

(下段右)梅干し皿 1,512円

 

白の美しさが際立つ会場ですが、一方で対となるような「黒」の美しさを表現した「透雲」シリーズも 今回は数多く取り揃えております。

もみ殻を利用して、焼き上げる際に煙で燻し、その時に起きる炭化の作用によって、このシリーズの絶妙な色のグラデーションが生み出されます。森岡さんによると技術的に非常に難しく、プレーンな白のものと比べると 歩留まりが極端に悪く、なかなか多くは作れないとの事です。


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(左)籾殻コーヒーCS 11,340円

(右)籾殻マグカップ 6,480円

 

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(左から)

冷酒杯 2,916円

黒冷酒杯2 7,020円

籾殻冷酒杯 7,020円

黒冷酒杯 7,020円

 

しかし、黒が有ってこそ白も映える訳で、その意味で今回の会場は、とても作品バランスが良い構成となっています。

 

いかがでしたか?

白と黒、あるいはそのはざまにある色で表現された森岡さんの作品が醸し出す凛々しさや優しさを、ぜひ手に取って感じ取ってみてください。皆様のご来場をお待ちいたしております。

 

また、お隣り和の座ステージでは、『う。ふ。ふ展 -大人たちへのアバンギャルド-』も開催いたしております。

併せてお楽しみください。

※ご紹介いたしました作品には、数に限りがございます。売り切れの際はご容赦くださいませ。

※表示価格は税込です。

 

次回は『横森美奈子のNEW利休Bag展 Vol.17+山田英幸 仕覆展-「ポケットにぐい呑を 4」-』のご紹介です。お楽しみに!