こんにちは!

今週のギャラリー情報は 『内田 守 ガラス展 「灯り」』 のご紹介です。

 

 

◆内田 守 ガラス展 「灯り」<遊びのギャラリー>

期間:2019年7月31日(水)-8月6日(火) 最終日17:00閉場

 

 

長い梅雨がやっと明けた途端の、連日の猛暑に体がついていけないこの頃ですが、今週のギャラリー会場では、涼しげなガラスで目から涼を感じていただけます。

では、千葉県の房総でガラス工房を構える、内田守さんの作品をお楽しみください。

 

 

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『灯り』 75,600円

 

作品に細かく目をやると、ガラスの中に螺旋を描くように閉じ込められた様々な紋様。生物にとって不可欠な、まるでDNA構造のように見えます。どうやってガラスの中に紋様をつけているの?と疑問が生まれます。

内田さんに聞いてみましょう。

一つの作品が出来上がっていくまでには、実は一般的には知られていないとてもたくさんの工程があります。

その一つが、模様入りのガラスのパーツ(棒状)を何種類も作ること。さまざまな色合い、色の組み合わせの色ガラスに 透明なガラスをかぶせ、飴状になったそれを手早く両端で長く伸ばしながらくるくるとひねることで、それは出来ていきます。

言葉で説明してしまうととても簡単な作業に聞こえてしまいますが、その作業にはもちろん、アシスタントとの息の合った動き、長年の経験からくる勘と、そして熟練の技が求められます。

内田さんによると、作品制作での肝は、ガラスの紋様を作ることこそで、そのウエートはガラス紋様の制作が7割、残りの3割程度が成形ということのようです。意外ですね。

若手のガラス作家さんの中には、予め紋様入りのバーツを買い、そこから制作をスタートする方も少なくないのだとか。

内田さんは若い頃に、本場イタリア・ヴェネツィアのガラス作家に師事し、直接教わった昔ながらのこの技法を大切にご自身の作品制作に今も活かされています。

そんな作業風景を会場で、DVDにてご覧いただけます。内田さんの解説付き!疑問にもお答えいただけますよ!

制作工程を見ることで、内田さんの繊細な作品の魅力が身近に感じられます。 

 

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『灯り』 59,400円

紋様の影もお楽しみポイントです。

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『生命の泉』 129,600円

こちらの鉢は、紋様入りのガラス棒を金太郎飴の様に断面としてカットし並べ模様を作り上げます。

 

 

 

このグラスは、下の部分の紋様は縦、上の口の部分は横の柄と更に難度の高い技。

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『グラス 一人の夜でも』 17,280円

グラスの名前にもご注目!!
『一人の夜でも』・・・・・・このグラスがあれば、一人でも寂しくはないよ!との意味が込められています。

 

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『Nut』 64,800円

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『振出』 18,900円

最後は『振出』をご覧ください。携帯用の茶道具のお菓子入れです。

金平糖などの小さなお菓子を入れて楽しみます。中のお菓子を振り出して出すところから、振出と名が付いたとか・・・

茶道に限らず、お気に入りの小さなお菓子を入れたり日常的にお使いいただけます。

 

どうぞ、会場でガラスの中に閉じ込められた素敵な世界をお楽しみください。お待ちいたしております。

 

お隣和の座ステージでは『華彩工房 「ロイヤルブルーの藍」』『田尾日出郎 夏いろの染めもの展』を開催いたしております。併せてお楽しみください。

※ご紹介いたしました作品には、数に限りがございます。売り切れの際はご容赦くださいませ。

※表示価格は税込です。

来週は『鵜沢ガラス工房作品展』のご案内です。お楽しみに!